理論からベースライン作成に生かそう③ 効率よく耳コピする方法(コードトーンから音の選択肢を絞る)

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前回のコード理論記事を生かします。
http://basslesson.toruhoshino.com/kouseion/

今日 は耳コピを効率よくやる方法です。

以前書いた記事で「理論を知っていると耳コピが早くなる」と書きましたが、

なぜ理論を知っていると耳コピが早くなるかと聞かれることが多いので、説明します。

耳コピが難しい理由について

耳コピが難しい理由について先に説明しますが、どの音が使われているか検討がつかないという理由があります。

耳コピは、

ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ の7音と

ド♯(レ♭)、レ♯(ミ♭)、ファ♯(ソ♭)、ソ♯(ラ♭)、ラ♯(シ♭)の5音、

合計12音の中から音を探す作業です。

耳コピが難しい場合、どの音が使われてるのか検討がつかないからです。

とくにベースは低音なので音をとりにくいです。ジャズ系のウッドベースのウォーキングラインなど、とくに。

こんなとき、コードとベースラインの関係を理解していると、使っている音の選択肢を狭めることができます。

その手段のひとつとしてコード構成音(コードトーン)に着目してみます。

コードを見て選択肢を絞る

例1

以下のようなベースラインがあったとします。


聴くだけではどこの音を使っているか検討がつかないかもしれませんが、バンドスコアや楽譜サイトには、コードが掲載されています。

この音源のベースラインがC△→Dmという、以下のような流れだったとすると

小節のあたまの音は、だいたいルートになっていることが多いです。だから、それぞれの小節のあたまの音は以下のようになっていることが予測されます。

ここで、もう一度コード構成音の理論の記事で使用した一覧表から考えます。

C△のコードでは

C(ルート(1度))
E(メジャー3度)
G(完全5度)

Dmのコードでは

D(ルート(1度))
F(マイナー3度)
A(完全5度)

がコード構成音なので、動くベースラインを作る時は、これらの音が使われている可能性があると考えることが出来ます。

で、実際には以下のような音使いです。

例2

以下のようなベースラインがあったとします。


掲載されているコードが以下のような流れだったとすると

小節のあたまの音は、だいたいルートになっていることが多いです。だから、それぞれの小節のあたまの音は以下のようになっていることが予測されます。

ここで、もう一度上記の一覧表から考えると

Emのコードでは

E(ルート(1度))
G(マイナー3度)
B(完全5度)

A7のコードでは

A(ルート(1度))
F(マイナー3度)
A(完全5度)

Dのコードでは

D(ルート(1度))
F♯(メジャー3度)
A(完全5度)

がコード構成音なので、動くベースラインを作る時は、これらの音が使われている可能性があると考えることが出来ます。

で、実際には以下のような音使いです。

※ただし、世の楽曲のベースラインの全てがコードトーンのみで形成されているわけではありません。「スケール」や「経過音」の観点から見ると今回の理論とは異なる音使いをしているベースラインもたくさんありますが、ここではコードトーン理論のみに特化し、割愛します。

 

応用編・コードを頼りに耳コピしてみよう

以下の曲を、ベースラインとコードの関係から耳コピしてみましょう。

C△のコードでは

C(ルート(1度))
E(メジャー3度)
G(完全5度)

G7のコードでは

G(ルート(1度))
B(メジャー3度)
D(完全5度)

Am

A(ルート(1度))
C(マイナー3度)
E(完全5度)

F△

F(ルート(1度))
A(メジャー3度)
C(完全5度)

が構成音です。

※正解は、本記事の最下部に添付しました。

堅苦しいと思うかもしれませんが、私自身コードと使える音の関係性を覚えたことで幅が広がり、結果的にプレイが自由になったことは確かです。

もっとも、理論なんて糞だ!とか言ってたパンクロッカーだったので、習得するには結構時間が掛かりましたが^^;

ぜんぜん糞じゃなかったですね。おかげで今も楽しく音楽やってます。

べーす

sukaipu

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【編集後記】

いい天気ですね。

今日はこれから増田くん(G)と演奏動画を撮影します。

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正解は、以下の譜面になります。

 

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