こんにちは。ベース講師の星野徹です。
今日は、ジャズのレッスンを受けてくださっている
生徒さんからいただいたご質問と、それに対する回答をご紹介します。
「音名の読み方はドレミファソとCDEFG、どっちがいいですか?」
という内容です。
このページの目次
結論:CDEFGで読めるようにしておくのがおすすめ
ポピュラー音楽(ロック、ポップス、ジャズなど)では、
コードを基準に考える場面が多いため、
ドレミファソよりもCDEFGで読めるようにしておくことをおすすめしています。
理由のひとつは、
自分でフレーズを作ったり、コード進行を分析したりするときに、
アルファベットで覚えておくほうがコードと直感的にリンクしやすいからです。
CDEFGを定着させる練習方法
CDEFGを自然に使えるようになるには、
スケール練習などの基礎練習をするときに、
ゆっくりしたテンポで音名を意識しながら弾くことが大事です。
たとえばメジャースケールを弾くときに、
「C…D…E…F…G…」と心の中で唱えながら弾くことで、
指と音名のつながりが自然と強くなっていきます。
速いテンポで意識できなくてもOK
ただし、テンポが速くなると、
頭の中でCDEFGを思い浮かべるのは難しくなります。
これは誰にでも起こることで、気にする必要はありません。
私自身も、ある程度の速さになると
音名を意識しながら弾くのは難しいです。
それでも、ゆっくりしたテンポで
CDEFGを意識して練習しておくと、
フレーズとコードの結びつきが自然に強くなり、
結果的にフレーズの記憶力や理解力も高まります。
初心者のうちは「意識する努力」が大切
初心者のうちは、
指を動かしながら音名を意識するのが大変に感じると思います。
ですが、この段階で
「音名を意識しながら弾く習慣」を身につけておくと、
後々、指板を見た瞬間に音名がパッと浮かぶようになります。
すぐにできなくても大丈夫です。
焦らずコツコツと続けていきましょう。
日々の練習のヒントになれば幸いです^^
最後にオンラインベース教室から一つお知らせです