本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(bassist_toru)が、同じ指で何度も動いていませんか?運指を見直すだけで演奏が変わりますというテーマでお届けします。
レッスンで毎週のようにお伝えしていること
実はレッスンの添削で、週に1回は必ずと言っていいほどお伝えしているのが、運指の見直しなんです。
音選びもリズムも良いのに、運指だけで損をしている。そんな演奏、本当によく見かけます。
そこで今回は、実際にレッスンで指摘させていただいた事例をご紹介します。
指摘させていただいた事例
あるフレーズで、D → D# → E と半音ずつ上がっていく部分を、全部「人差し指」でずらしながら弾いていたという例がありました。
ローポジションでは自然と効率よく弾けている方も、7〜9フレットあたりの中域から上のポジションになると、こうした運指が崩れやすくなる方が多いです。
例えば、1弦の7〜9フレットで弾くとこんな感じです。

これだと、3つの音を弾く間に手が2回も移動することになります。
ポジション移動が増えると、
・音と音の間が途切れやすい
・テンポが速くなると間に合わない
・音程も不安定になりやすい
と、いいことがありません。
こう変えるだけでOK
そこでお伝えしたのが、最初の音を押さえる場所に人差し指を置くということです。
そうすれば、
D(7フレット)= 人差し指
D#(8フレット)= 中指
E(9フレット)= 薬指
と、手を動かさずに指を下ろすだけで3音弾けます。

手の位置がそのままなので、音がなめらかにつながりますし、次のフレーズへの準備もしやすくなります。
この受講生さんからも、次の動画で「運指の指摘ありがとうございます」とお返事をいただきました。
ご自身の演奏もチェックしてみてください
ぜひ一度、ご自身の演奏動画を見返して、同じ指で違うフレットを続けて押さえていないかチェックしてみてください。
特に、
・7フレットより上のポジションで弾くとき
・半音ずつ動くフレーズ
・コードトーンへ向かうアプローチの部分
は要注意です。
フレーズの最初の音を弾く前に、「この3〜4音は、どの指で弾けば手を動かさずに済むか」を一瞬考えるだけで、演奏がぐっと安定しますよ。
フォームの基本を見直したい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
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ベース講師 星野徹



