こんにちは。
ベース講師の星野徹です。
今日は、
「ペンタでアドリブをするときに
演歌っぽくならないようにするには
どうしたらいいですか」
というご質問にお答えする内容のコラムになります。
「ペンタペンタ」というけど、
使い方によっては、童謡や演歌みたいに
聴こえてちゃうことってあると思うんです。
例えば、Cのメジャーペンタで
CDEGAC〜(3弦3フレットから1弦5フレット)

CAGEDC〜(1弦5フレットから3弦3フレット)

と上行下降してみてください。
ちょっとハネて弾くと、
演歌や童謡っぽくなる感じしませんか。
それもそのはず、
5音階のペンタトニックスケールは、
実際に演歌や童謡でもたくさん
取り入れられているスケールなので、
そう聴こえてしまうのは仕方ないです。
ただ、うまい人を見ると、
ペンタでかっこよく歌ってますよね。
ということもふまえ、本メルマガでは垢抜けた感じで
ペンタを使用できる方法を
3つご提案させていただきます。
このページの目次
ペンタを演歌っぽくならず仕上げる方法
1・ルートを起点に考えない
2・3度や5度でフレーズを開始、着地
3・♭7thやm3rdを取り入れる
です。
ひとつづつ解説します。
1・ルートを起点に考えない
Cのメジャーペンタだと
CDEGA
の5音階です。
このとき、先程挙げたような
CDEGAC〜(3弦3フレットから1弦5フレット)
CAGEDC〜(1弦5フレットから3弦3フレット)
だと、演奏になると言いましたが、
いずれもスケールのルートにあたる、
C音を軸にフレーズが考えられているんですよね。
「C音を軸に考えない」
これだけで、演歌っぽさが薄くなります。
では具体的にどうすれば
いいのかを次で説明します。
2・3度や5度でフレーズを開始、着地
スケールから見た3度や5度でフレーズを開始、
着地させられるとよくなります。
例えば、
GECAC〜(5度のG音でフレーズ開始)

CEGAGE〜(3度のE音でフレーズ終わり)

EGCDCAG〜(3度開始、5度終わり)

こんなふうに仕上げると、
更に演歌っぽさは薄くなります。
3・♭7thやm3rdを取り入れる
こちらはワンランク上のテクですが、
♭7thやm3rdを取り入れると、
ペンタが一気にかっこよくなります。
それで、ちょっとここからは
テキストでの説明では限界があるので、
以前作成した動画をご紹介します。
下記動画のトピック2が、今回お伝えしたい内容です。
このテクを用いられれば、
演歌からカントリーになるような、
サウンドが和から洋になるような形になって、
更にペンタがカッコよくなります。
動画は無料でご覧いただけるので、
ぜひ覗いてみてください^^
以上、ペンタが演歌っぽくならないように
する方法という内容のコラムをお届けしました。
皆様の日々の練習のヒントになれば幸いです。
最後にオンラインベース教室から一つお知らせです