ストラップの長さを短くしていったときの過程とその時考えていたこと

こんにちは、ベース講師の星野(@jazzbassisttoru)です。

本記事は、ストラップの長さについて長年ロックやジャズなどベース演奏をしてきた立場から

独自の見解を述べた記事です。

悩めるベーシスト
ストラップの長さ、どうしようかな

とお悩みの方は参考にしてみてください^^

皆様がよく抱かれる悩み

レッスンにはロック系を長くやっておられた方が、

ジャズ系とかテクニカル系音楽をやろうという目的でご相談に来られる方が多いですが、

その時、ストラップの長さで迷われる方も多いです。

ジャズ/セッション/テクニカル系=ストラップが短い=弾きやすそうだけど見た目がダサい

だから、結局良い長さが決まらない

と、迷われるケースです。

よくわかります。特に、男子がこれ気にします。

私自身のストラップの長さを短くしていったときの過程とその時考えていたことを書こうと思います。

19-24歳くらいの時のストラップの長さ

どパンク時代のストラップの長さ。

ハイスタンダードの難波さんやLUNA SEAのJさんが好きだったので、同じような長さにしていました。

その時はやはり、ストラップが短い=「ダサい」「オッサン」の思考が強かったです。

25-27歳くらいの時のストラップの長さ

割とテクニカルなロック系バンドに加入したので、ハイフレが弾きにくいと思って少し上げました。

別に上の写真とそんな変わんないじゃんて思われるかも知れませんが、結構ロッカーには大きな違いポイントなんです。

完全5度とフラットファイブくらい違います笑

やはりこの時は、「高すぎる」と思ってしばらくこの高さに慣れませんでした。

というより、「この高さを弾いている自分のビジュアルに慣れませんでした」という言い方が正しいかもしれません。

28歳から現在

現在の高さです。

こちらの記事にも書きましたが、立っても座っても同じ高さを意識してます。

エレキベースのフォームで心掛けたいことまとめ(右手、左手、ストラップの長さ、角度など)

もちろんはじめはこの高さにも抵抗がありましたが、セッションに通うようになり、ジャズ系のベーシストわたくさん見るようになると、ほとんどの人がこのくらいの高さだったので、徐々に抵抗がなくなってきました。

むしろ、セッションの場でかなりストラップを長めにしたベーシストの人がいて、しかもそんなに弾けてなくて、「いやあ、この長さはポリシーなんで、変えたくないんですよねー」って言ってたのを聞いて、逆にダサいなあと感じたことがありました。

ストラップの長さについて

ストラップは「この長さでなくてはならない」

というのはありません。

では、何を基準にするかを考えると、多くの人が

弾きやすさ

見た目のかっこよさ

で選んでいるケースが多いと思います。

で「見た目のかっこよさ」という観点で考えた時の大多数は、「長いのから短いのにしたくない」という考えにいきつく方が多いと思うのですが、

それは、周囲に「オッサンの高さ」でやっている人が少ないのも理由のひとつしれません。

私も周りの人のストラップが短い環境に身を置いたことでだんだん自分のストラップの長さも気にならなくなってきたし、

今現在では超短い自分のストラップの長さも受け入れ、好きでいられるようになりました。

とはいえ、もう一度いいますが、「ストラップはこの長さでなければならない」というのはないので長さは最後は自分がどうするかだけなのですが、

ストラップの長さを考えること=自分のプレイがもっとよくならないか模索してる段階

であるとも考えられます。

 

最近はロック系でもストラップの位置が高いベースヒーローも増えていますし、

思い切って長さを変えてみるのも良いかも知れないですね。

ちなみに、高すぎず低すぎず、個人的に絶妙な位置で良いなあと思うロックのプレイヤーは、GLAYのJIROさんや、元XのTaijiさんです。

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