本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(bassist_toru)が
今日は、「ジャズを聴いてみたいけれど、何から聴いたらいいかわからない方へ」というテーマでお届けします。
ジャズを聴いてみたいけれど、何から聴いたらいいかわからない方へ
Line on Bassでは毎月、受講生さん向けのセミナーを開催しています。
今月は、受講生さんと一緒におすすめのジャズ音源を持ち寄り、「この曲のこういうところが好き」「この演奏家のここがすごい」「こんな思い入れがある」といったことを語り合う会を行いました。セミナーというより雑談会に近い雰囲気でしたが、とても有意義な時間になりました。
それと関連してですが、「ジャズを聴いてみたいけれど、何から聴けばいいかわからない」というご相談をいただくことが多くあります。これだけ検索やAIで答えが沢山ある中で、逆に情報過多になってしまっているかもしれないですね。
そこでひとつ、何を聴くかのヒントです。まず前提として知っておいていただきたいのが、ジャズには「なんとかジャズ」というジャンルがとても多くあるということ。
モダンジャズ / ビバップ / ハードバップ
クールジャズ / スイングジャズ / フリージャズ
アシッドジャズ / クラブジャズ / スムースジャズ
さらに地域によっても
ニューオーリンズジャズ / シカゴジャズ / ウエストコーストジャズ / ヨーロピアンジャズ
といわれるものもあるし
ジャズの帝王と呼ばれるマイルス・デイビスも、活動時期によって演奏スタイルが全然違います。
4ビートのジャズを演奏している時期もあれば、フリージャズ的な作品やファンク系、エレクトリック系、ロックフュージョン系の作品もあります。
だから、玄人に「ジャズならマイルス聴いておけ」といわれて、初心者の方がなんとなく1枚手に取っても、あなたの思っているジャズとは全然違う音楽に巡り合ってしまうこともよくあります。つまり、最初にどのジャズに触れるかによって、「ジャズ」という言葉から受ける印象は大きく変わります。
ただ、私が普段レッスンで扱っているウォーキングベースや、Ⅱ-Ⅴ-Ⅰ進行を用いたフレーズなどは、主に1940年代〜1960年代のビバップ、ハードバップ、モダンジャズのスタイルを参考にしています。実際、受講生さんでもこの時代のジャズを演奏してみたいという方は非常に多いです。
何から聴いたらいいかわからない方は、まずこの時代のジャズから聴いてみるのがおすすめです。もちろん「クラブジャズ」や「アシッドジャズ」にハマる方もいらっしゃるので好みは人それぞれですが^^
おすすめ音源のご紹介
今回のセミナーで受講生のIさんにご紹介いただいたおすすめ音源を1枚紹介します。
Sam Sack / Milt Jackson and Wes Montgomery
こちらは1962年の「Bags Meets Wes!」という作品の収録曲です。冒頭からのベーシスト、Sam Jones氏のフレージングやウォーキングベースラインが非常に魅力的で、まさに60年代のジャズらしい雰囲気を味わえる作品です。とてもかっこいいのでぜひ聴いてみてください^^
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