本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(@jazzbassisttoru)が
ジャズセッションでもよく演奏される、いつか王子様が(Someday my prince will come)のベースラインをウッドベースで弾いたベースラインのワンポイント解説をさせて頂きます。
このページの目次
いつか王子様がのコード進行で使用できるウォーキングベースベースライン
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という記事から、「いつか王子様が」のコード進行で使えるベースライン
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全体的なベースラインの特徴
前半32小節は2分音符でたっぷりとした流れを意識し、後半から4分音符でがっつりビートを刻むことを意識しました。
また、3拍子の曲は4拍子の曲よりも1小節の中で使える音が少ないです。4分音符だったら3つしか弾けないですよね。
そのため、4拍子の曲よりも、ルートや5度などのコードトーンを多めに使うことを心掛けています。
こんなプレイを意識しました
リズムを統一したアプローチ
前半、2ビート時のアプローチです。
0:11〜
0:24〜
間延びしやすい、2ビートアプローチですが、赤線引いたポイントのように、リズムを統一してあげると、聴手にも均一した音の流れを感じさせやすいです。
ところどころでゴーストノート
ウォーキングベースラインに躍動感を出させやすいワザのひとつとして、ゴーストノートを使ったアプローチがあります。
0:44〜 ”たかたたーん”と刻む3連アプローチ
0:50〜 下降のラインの中でのさりげないゴースト
使いすぎるとしつこくなっちゃいますが、”パーカッシブ”なニュアンスを表現することが出来ます。
ゴーストノートの使い方、指の押さえ方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
第一音目をルートにしないアプローチ
これも使いすぎは禁物ですし、かつちょっと難易度が高いですが、第一音目をルートにしないアプローチというやりかたです。
毎回必ずルートからはじまっていると、ウォーキングベースの軽快さを損なわせてしまうこともあります。
そのため、ルートではなく、3度や5度などのコードトーンに着地してあげるというアプローチです。
コードを見て瞬時にコードトーンを思い浮かべられなければこうしたアプローチは難しいですが、ベースラインで歌っている感じもだしやすくなります。
1:10〜
E♭△7の△3のGの音に着地しているアプローチ
0:52〜
G7の△3のBの音に着地しているアプローチ
第一音目をルートにしないアプローチのやり方はこちらの記事でも詳しく説明しています。
日々の練習にお役立て頂ければ幸いです^^
更に、それでもウォーキングベースラインの組み立て方がわからなかったら…
読みいただきありがとうございます!ここまでお読みいただいたあなたは、とてもウォーキングベースに興味を持たれている方だと思います。
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2日目・コードとコードトーンについて
3日目・コードとルートについて
4日目・コードと5度について
5日目・コードと半音経過音について
6日目・コードと3度について
7日目・ルート、3度、5度、経過音でベースラインを組み立てる
8日目・ウォーキングベース解説まとめ