こんにちは、ベース講師の星野徹(@jazzbassisttoru)です。
今回はバラードのベースラインを弾くとき心掛けていることをお話ししようと思います。ポップスからロック、ジャズバラードまで通ずる内容です。
で、バラードって、ルートでロングトーンっていうのが結構多くて、
音数や音使いっていうよりは、どっちかというとニュアンス的なものに悩まれる方、多いんですよね。
で、僕個人がバラードを弾くときに心掛けていることが3つあります。それは、弾く位置と、指を当てる位置、指の振り抜き方に関してで、
1.弾く位置→ブリッジから遠く、フロントPUより前
2.指の当てる位置→指の腹
3.ピッキングの振り抜きかた→置いてから振り抜くイメージ
です。
今回は、これらを更に深掘りして、バラードのベースラインを弾くときに心掛けていることを、ウッドベースとエレキベースでそれぞれ解説していこうと思います。
ベースの基本的な弾き方の確認にもお役立ていただけると思いますので、最後までご覧いただけたら嬉しいです。
このページの目次
バラードのベースライン弾き方
弾く位置(エレキベース)
ベースの弾く位置ですが、この辺弾いてます。
ネックの接合部に指乗せて、かなり前で弾いてます。
ふうつのミディアムテンポの曲だともう少し後ろで弾くんですけど、
エレキベースの場合、リヤにいけばいくほどハリが強く硬めの音、フロントにいけばいくほどテンションがゆるくなってわりと柔らかめの音質となります。
バラードに合うようなマイルドな音が、接合部の方が出しやすいって思ってて、この辺使ってます。
これはウッドでもそうで、ウッドの時は、少しヒジをあげめにして弾いてます。
フォービートのときは、もう少し腕伸ばしてアタック感重視しますが、
やっぱりバラードのマイルドさを求めると、ちょっと上の方がニュアンス的に合うと思ってて意識的に弾く位置を変えています。
指の何処にあてるか
指の腹に当てているイメージです。
指先の方が、シャープな音が出て速いベースラインの方が合う
対し、
バラード系だとわりと指の腹のぷよぷよした部分を当てている感じです。
こっちの方がバラードに合いそうなマイルドで柔らかい音が出しやすいです。個人的にには。
ピッキングの振り抜きかた
ピッキングのときはあまり勢いつけて振り抜いてしまうと、バラードの持つ繊細な雰囲気を壊しかねないので、
イメージとしては、一旦弦のうえに指を置いてから振り抜くという感じです。そうすると、雰囲気に合った甘い音が出ます。
一旦置いてから
振り抜くイメージ
ウッドの時は、わりと第二関節に近い深い部分まで当てて、
やはり一旦置いてから振り抜くイメージです。
注意点
一旦置くイメージを持ちすぎて、拍から遅れてしまうのはエヌジーです。
あくまでこれはイメージで、拍はジャスト、シャープに。だけど、イメージは、置いてから離す
そんなニュアンスを心がけてやってみるといいと思います。
文字だとわからん!という方は御覧ください。
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— 星野徹・ベース講師&ベースブロガー (@jazzbassisttoru) 2019年6月20日
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