「All of me」のコード進行上で、ベースのアドリブ演奏をしてみた

本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(@jazzbassisttoru)が「All of me」のコード進行上で、ベースのアドリブ演奏を演奏し、解説した記事になります。

「All of me」のコード進行上で、ベースのアドリブ演奏

弾いてみました。

フレーズや、作成に至った経緯などをまとめます。

ソロを作成するうえで心掛けたこと

小節の第一音目の音はその小節のコードのコードトーンで繋ぐ

基本は小節の第一音目の音はその小節のコードのコードトーンで繋ぐように心掛けました。

1小節目はC△7の3度、E
そこから、3小節目のE7の5度、Bにつなぎ
5小節目はA7のルートの音、Aにつないでいく、、、

という流れです。

ハンマリング多様

ジャズっぽいニュアンスを出すために、ハンマリングは重要です。前半だけでもけっこうやってます。

 

同じようなリズムの進行

後半のAメロの最初の8小節は、同じようなリズムの進行で作りました。

統一感を意識しました。赤線の部分です。

ドミナントセブンスコードで♭9の音を入れる

たとえば、Aメロ6小節目のA7だったら♭9のB♭の音

Bメロ8小節目だったらG7の♭9のA♭の音を入れています。

これらのようなドミナント7thコードに♭9の音を入れるのは、ジャズ系でよくやるアプローチです。

詳しくは以下でも説明しています。

その他、お決まりフレーズのご紹介です。

 

セッションで使えるお決まりフレーズ

お決まりフレーズその1

Cメロ1,2小節目でF△7→Fm7という進行がありますが、こういう同主調のメジャーとマイナーの進行が続く時によくやるフレーズです。

5度→3度→2度→ルート→5度→♭3度→2度→ルート

と進行しています。こうした同主調でのアプローチのやり方は、別の動画でも紹介しています。

 

お決まりフレーズその2

CメロのDm7→G7の2小節で使っている以下のフレーズは、いわゆる「ツーファイブフレーズ」で、”締め”の感じが出しやすく、よく使っているフレーズです。

 

ぜひ日々の演奏にお役立てください😊

 

 

 最後にオンラインベース教室から一つお知らせです

 

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