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ジャズセッションとは?

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セッションは、ウォーキングベース上達の為のモチベーションを維持する為に一番お勧めの方法です。

少し弾けるようになったかな?と思ったら、セッションに参加してみましょう。

”セッション”とは?

session

バンドでスタジオに入る場合、予め決められた曲を練習してきてから、リハーサルという形でスタジオに入るのが殆どです。

セッションは、最初から決まりごと無しで楽器プレイヤーで集まり、即興をで演奏をする楽しみ方です

ベース、ドラム、ギター、ピアノ、サックス等の管楽器など、セッションンは基本誰でも参加可能です。

今日も都内をはじめ、全国各所で、毎晩セッションが行われています。

 

セッションの良さ

 

音楽仲間が出来る

session3

一人でウォーキングベースの練習をしていても、モチベーションを維持するには限界があります。バンドを組んでいたり、ライブや発表会に出演するのであれば別ですが、何も目的無しに練習を毎日続ける事はたいへんです。

そんな時、手っ取り早く仲間を作れるのがセッションです。セッションバーに行ったからといっていきなり友達が出来るとは限りませんが、何度かセッションに通っていれば必ず顔見知りも出来、仲間が出来ます。

私もよく通ってたバーのセッション仲間とは、初心者時代から6、7経った今も交流があります。

 

皆、「自分は下手だという」同じ悩みを持っている

「自分なんてまだまだ下手だから」という理由でセッションに行かない人もいます。

だからといって、セッションへ行ってる人は完璧なのかというとそうではありません。「自分なんてまだまだ下手だから」と思っている人が沢山居ます。

「あの人めちゃくちゃ上手いなあ。僕なんか相手にされないだろうなあ」とか思ってても、勇気を出して話しかけてみたら、「私なんかまだまだ下手ですよーどんな練習をされてるんですか?」と逆に聞かれる事もあります。上手くなる為にストイックな人は謙虚です。

 

演奏を辞めたくても辞められない

一人で家でメトロノームを15分鳴らして、ノンストップで延々とウォーキングベースを引き続けることは出来ますか。テンションが高ければ出来るかも知れませんが、なかなか大変です。

しかしセッションは、辞めたくても他のプレイヤーが弾いているので辞める事が出来ません。1曲のブルースを20分以上も弾かされることもあります。「何があっても手は絶対に動かしていなければいけない環境」は、上達します。

 

自分の音を録音して聴くことが出来る

自分の音が他人の演奏とどんな風にアンサンブルしているのか、セッションではチェックすることが出来ます。

爆音ロック系でもなければ、i-phoneのデフォルトの録音機能で十分それなりの音を録ることが出来ます。自分の演奏、ぼろぼろだったなあ~と思っても、意外と悪くない時もあります。客観的に自分の音を聴く事は、上達への近道です。

 

思わぬ話が来ることも

セッション界隈、ジャズやブルース界隈でもベーシストは貴重な存在です。首都圏ならまだしも、地方に行けばベースを弾ける人すら居ない環境もあります。セッションに行けば「今度ライブやるんですけど伴奏をお願いできませんか?」と声が掛かることもあります。

ジャズセッションで「何しにきたの?」と言われない為のセッションルールブック

セッションの行き方

【お住まいの地域 + ジャムセッション】

と入れて検索してみましょう。東京だけでも100件近くはあります。大抵は予約不要で、お店のホームページに記載されている住所に楽器を持って行けば、初心者の方でもセッションに参加することが出来ます。

お店によってはウッドベース、エレキベースが置いてある場所もありますので、楽器を持っていない会社帰りでも行けます。(置き楽器があるかどうかはお店に直接問い合わせてください。)

 

セッションのシステム

大抵のセッションは、お店に入ると1000円から2000円のミュージックチャージが掛かります。(ドリンク込み、別など、お店によって異なる)

指定された紙に自分の名前と楽器のパートを書いて待っていると、店員さんや”ホスト”と呼ばれるプロの伴奏の人が、参加者に「○○さん演奏に入ってください~」と指示を出してきます。

お店の場合、大抵は楽器プレイヤー全てが初対面というケースもあります。

 

初心者がジャムセッションに参加するときの心掛け

初心者の場合、初心者であることを隠さないようにしましょう。

「セッション初めてなんです」「○○という曲しか知らないんです」と、曲を始める前にはっきり言いましょう。

ホストの方や経験の長いプレイヤーの方も、全てその時期を経ているので、緊張しながら参加される初心者の方の気持ちは痛いほどわかります。

初心者に合わせたテンポや難易度の低い曲で合わせてくれる場合もあります。逆に、知らないのにそれを隠し、実際に曲を始めてから演奏を崩壊させるケースは良くありません。(経験談×100回)

 

著者もセッションやっています

月に何度か、都内のお店で著者もセッションのホストとして伴奏の仕事をしています。

お店ごとに開始時間やミュージックチャージが異なりますが、宜しければ、お店のホームページより検索し、セッションに遊びに来てみてください。

⇒演奏スケジュール、随時更新中です。

 

【あとがき】

私が初めてセッションに行ったのは26歳の時でした。

知り合いのミュージシャンに都内のセッションバーに連れて行って貰ったのがきっかけです。しかし、コードを見ながら演奏する事なんて無かったピンクの頭のパンクロッカー。折角ベースを持っていったのに何がなんだか全くわからなくて、ベースのケースを開けることはありませんでした。

「オマエ、バンドマンだろー?ブルースも弾けないのか」と、酔っ払ったおじさんに絡まれたことを今も忘れません。

悔しい想いをして、それに立ち向かうのは苦しいことですが、乗り越えた先に掴めるものはあると、今でも思っております。

べーす
sukaipu

 

⇒筆者の演奏スケジュール・随時更新中です!




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