ジャズのウォーキングベースで使える7つのテクニック【動画・譜面付き】

本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(bassist_toru)がジャズの4ビートで使える7つのテクニックを、動画・譜面・文章で解説した記事です。

コード進行は Em7 → A7 → Dm7 → G7

この進行をループさせながら、ウォーキングベースのさまざまな作り方を試しています。ぜひ日々の練習に取り入れて、ウォーキングベースのバリエーションを増やしてみてください。

演奏動画・【タブ譜つき!】4ビートのベースラインで使える7つのバリエーション

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今回の演奏で意識したこと

1. コードトーンで組み立てる(0:32〜)

ウォーキングベースを作る上で最も基本になるのがコードトーンです。まずは各コードのルート、3度、5度、7度をバランスよく使いながらベースラインを組み立ててみましょう。すべてのウォーキングベースの土台になる考え方です。

2. スケールを使う(0:46〜)

コードトーンに加えてスケールを使うことで、ラインの動きがより滑らかになります。使用できる音が増えるため、ベースラインの自由度も広がり、より自然な流れのラインを作ることができるようになります。

3. 少し上の音域を使う(1:03〜)

7〜11フレットあたりの少し高いポジションも、ウォーキングベースに取り入れてみましょう。低音域だけでなく中音域も使えるようになると、音域の幅が広がり、ベースラインのバリエーションが一気に増えていきます。

4. シンコペーション(1:16〜)

シンコペーションを取り入れると、4分音符中心のラインにリズムの動きが生まれます。8分音符や付点4分音符などを4ビートの流れに絡めることで、より表情のあるリズム感のベースラインを作ることができます。

5. ゴーストノートを取り入れる(1:32〜)

ゴーストノートは実音ではない音を入れるテクニックで、リズムにパーカッシブなニュアンスを加えることができます。ほんの少し入れるだけでもグルーヴ感が増し、ラインのノリが良くなります。

6. ハイポジションアプローチ(1:48〜)

ウォーキングベースの花形テクニックの一つが、ハイポジションからのアプローチです。さらっと入れられるととてもかっこいいですが、いきなり即興でできるようになるものではありません。自由に使えるようになるためには、あらかじめ仕込み練習をしておくことが大切です。

7. 第1音目をルートにしないアプローチ(2:02〜)

小節の1拍目を必ずしもルートにしないというアプローチもあります。ルート以外の音から始めることでラインの流れがより滑らかになり、ベースラインにジャズらしい動きやニュアンスが生まれます。

このアプローチについては「ウォーキングベースは1拍目ルートじゃなきゃいけないと思っていましたが、外すのもおしゃれでかっこいいですね。こういうのができるようになりたいです。」

確かに、

1拍目はルートで弾かなきゃいけない

というイメージを持つ方が多いと思います。

もちろん、これは基本としてとても大事です。ただ、ウォーキングベースに慣れてくると、流れを優先し、あえて

1拍目をルート以外の音にする

というアプローチも出てきます。

例えば

・3度から始める
・5度から始める

こういった形にすると、ベースラインの流れが滑らかになったり、少しジャズらしいニュアンスも出しやすいことがあります。

また、個人的な体感としてもロックやファンク系のベースラインよりも、ジャズのウォーキングベースの方がこのアプローチはハマりやすいと感じています。

とはいえ、これは基本が安定してきてから取り入れる

くらいの感覚で大丈夫です。

まとめ

ウォーキングベースは、コードトーン、スケール、音域の使い分け、リズムの工夫、ゴーストノート、ポジション移動、アプローチノートなど、さまざまな要素を組み合わせることでバリエーションが広がっていきます。今回紹介した7つのテクニックを少しずつ練習に取り入れて、ウォーキングベースの引き出しを増やしてみてください。

追記、ご質問をいただきました

「セッションでウォーキングベースが思いつかないときはどうすればいいですか?」

という質問です。

これはスキルにもよるのですが、やはり大事なのは

最初から難しいことをやろうとしないこと

です。

ウォーキングベースというと、音選びやリズムのバリエーションを豊かにしないといけない、というイメージを持つ方も多いと思います。

実際、上手いベーシストの演奏を聴くと、いろいろなテクニックを使っていますよね。

ただ、最初の段階では

・ルート
・5度
・オクターブ
・半音アプローチ

このあたりが使えるだけでも、最低限それっぽいラインは作れるようになります。

まずはこのあたりをしっかり覚えることを優先するといいと思います。

無理に珍しいラインを作ろうとすると、タイムが崩れてしまったり、リズムが不安定になってしまうこともあります。

実際のセッションでは、難しいラインよりも

安定したタイム感と音程

の方がずっと大事で、伴奏される側からも求められます。

そこから余裕が出てきたら、3度や7度なども取り入れて、少しずつ使える音を増やしていくといいと思います。

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更に、それでもウォーキングベースラインの組み立て方がわからなかったら…

読みいただきありがとうございます!ここまでお読みいただいたあなたは、とてもウォーキングベースに興味を持たれている方だと思います。

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1日目・ウォーキングベースって何?
2日目・コードとコードトーンについて
3日目・コードとルートについて
4日目・コードと5度について
5日目・コードと半音経過音について
6日目・コードと3度について
7日目・ルート、3度、5度、経過音でベースラインを組み立てる
8日目・ウォーキングベース解説まとめ

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