小節目の第1音目にルートを外したアプローチの考え方

本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(bassist_toru)がお届けするコラムです。

今日は、

小節目の第1音目にルートを外したアプローチの考え方という内容でメルマガをお届けします。

内容はウォーキングベースの内容で、かつ、対象は少し慣れている人向けですが、音楽理論に興味がある方であればお役立ていただける内容だと思います。

小節目の第1音目にルートを外したアプローチの考え方

ウォーキングベースの小節の第1音目で、ルートを外したアプローチをやってみたい!とか、

そうしたアプローチに憧れるといった方は多いです。

こうしたアプローチです。2小節目。コードはCなのに赤丸の小節の第一音目はルートではありませんね。

基本的に、コードの最初の音はルート音が望ましいです。

その前提でで、第1音目のルートを外したアプローチをさらっと決められると、組み立て方次第ではおしゃれでメロディアスなベースラインになります。

とくに譜例のような。コードの3度の音はルートを外したアプローチをする際に、バッキングに馴染んで聞こえやすい音です。

ただ、そうしたアプローチをする上で、注意点が一つあって、

主旋律での演奏、すなわち”テーマ”の演奏の時はルートを外さないケースが有効なケースが多いです。

そして第1音目にルートを外したアプローチはアドリブ時にはまりやすいです。

その理由は、テーマはコードのルートを想定して作られていることが多いからです。

 

テーマはコードのルートを想定して作られていることが多い

例えば、以下。

Fly Me to the Moonという曲のコード進行例ですが、この曲は主旋律の3度が小節の第一音目になっている箇所が多いです。

ここで、「ルートを外してしまおう!」

と、たとえば小節の第1音目を3度にしたようなベースラインにしてしまうとと、3度同士がぶつかってうまくハーモニーしないことがあるので、かっこよく聴こえないケースがあります。

小節の第一音目を全て3度を弾いた例

うまく馴染んでいない気がしませんか?こうするのであれば 以下のようなアプローチの方が合うと思います。

 

小節の第一音目を全てルート音を弾いた例

こちらの方が馴染んでいる感じがしませんか?

結論

主旋律はルートを第一音目に外さずに、アドリブタイムになったらでは流れによって小節の第一音目にルートを外したアプローチをやってみる

というのはアリです。

もちろん、例外もたくさんあります。

ただ、こうした考え方が。小節の第一音目にルートを外したアプローチをするうえでの一つの考えのヒントとなれば幸いです。

こうしたアイディアは YouTube の動画でも解説していますので、是非 重ねて参考にしていただければ幸いです。

関連動画

各小節の第1音目であえてルートを弾かない「ルート外しのテクニック」について、巨匠ベーシストたちの名演を参考に解説した動画です。

ベースラインのマンネリを打破し、より自由でジャズらしいアプローチを身につけるためのヒントが詰まっています。ぜひ、これまでの内容と重ねてご参照いただければ幸いです。

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2日目・コードとコードトーンについて
3日目・コードとルートについて
4日目・コードと5度について
5日目・コードと半音経過音について
6日目・コードと3度について
7日目・ルート、3度、5度、経過音でベースラインを組み立てる
8日目・ウォーキングベース解説まとめ

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