本記事は、都内でジャズベース奏者、指導者として活動する星野徹(@jazzbassisttoru)が
ベースラインを弾くときに、セブンスコードとメジャーセブンスコードの違いがわからないまま弾いてしまう方
を対象に書きました。
「7」がついてるときのウォーキングベースラインでよく間違えちゃう例です。
このページの目次
セブンスコードのときにメジャーセブンスの音を使ってしまったベースライン
例1
「枯葉」などで使われる進行、はじめの2小節です。
いかがでしょうか。聴き方によっては違和感無いかもしれないですが、
こんなふうに弾いたほうが、自然な気がします。(赤線部分を訂正しました。)
例2
Fのブルースで、はじめの4小節です。
いかがでしょうか。聴き方によっては違和感無いかもしれないですが、
こんなふうに弾いたほうが、自然な気がします。(赤線部分を訂正しました。)
ここ注意です!
セブンスコード「◯7」と、メジャーセブンスコードは違います。「◯△7」
セブンスコードは、7度の位置がルートから全音下です。
メジャーセブンスコードは度の位置がルートから全音下です。
冒頭でのコード進行を例に出すと、2小節目の第二音目にEの音を使うのであれば、F△7って書いてあるほうが、理論的には合っています。
もっとも、Cm7→F△7という進行はあまり見ないですが。
ルートからみると、半音か全音かの差ですが、こういう細かいところで結構ニュアンスは変わります。
初心者の方は間違えやすいポイントなので、ここは注意しましょう。
動画解説もしています
本記事の内容では動画でも解説しています。
動画でご覧いただくと更に細かいニュアンスが伝わると思いますので、重ねて参考にしていただければ幸いです。
更に、それでも音楽理論がわからなかったら…
読みいただきありがとうございます!ここまでお読みいただいたあなたは、とても音楽理論に興味を持たれている方だと思います。
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4日目・コードと5度について
5日目・コードと半音経過音について
6日目・コードと3度について
7日目・ルート、3度、5度、経過音でベースラインを組み立てる
8日目・ウォーキングベース解説まとめ