本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(@jazzbassisttoru)が
コードトーンとスケールの違い、わかりますか?
という内容でお届けします。
先日、ウォーキングベースを弾いた
動画を生徒さんにお送りしたところ、
「なぜここでこの音を使っているんですか?」
というご質問をいただきました。
具体的にいうと、
「C△7」のコードで「A」の音を使っていたので、これはなぜか?
というご質問です。
それで、結論から言うと── 「C△7」のコードでAの音は使えます!
今日はここを深掘りして解説していきますね。
このページの目次
まずちょっと音楽理論の整理
疑問のポイントとしては、
「C△7」では使える音は
C(1度)
E(3度)
G(5度)
B(7度)
だけじゃないの? なんでそれ以外の音が使えるの?
ってことだと思います。
この4つの音は「コードトーン」といって、
ベースラインを組み立てる時の基本になります。
でも──
コードトーン以外にも、使える音があるんです!
コードトーン以外にも使える音
実は、コードトーン以外にも
2度、4度、6度の音が使えます。
具体的には、
D(2度)、F(4度)、A(6度)
の音です。(※キーCの場合)
これらの音は「テンション」と呼ばれます。
コードトーン(1、3、5、7度)に
テンション(2、4、6度)を足すと…
1〜7度までの7音=スケールになります。
つまり、
コードトーン+テンション=スケール
という考え方です。
今回、生徒さんにお送りしたベースラインは、
この「スケール」を前提にした内容だったのです。
ここまで興味を持っていただけたなら、
とても嬉しいです。
ここから先は動画で解説しています
ちょっと難しい内容になってきましたね。
これ以上は、テキストで伝えるよりも 動画で見たほうがわかりやすいと思います。
「なんとなくここまでの内容はわかったけど、
コードトーンとスケール、
どう応用したらいいの?」
そんな方のために、
コードトーンとスケールの違いを
ベーシスト向けにやさしく解説した動画
をご用意しました!
コードトーンとスケールの違いがわかって、
日々のスタジオやライブで すぐに応用できるようになると、
ベースラインの自由度も上がり、 確実にスキルアップしていけます。
ぜひ、お役立てください^\_^
最後にオンラインベース教室から一つお知らせです
当方、ジャズやベースの演奏を上達されたい方に向けて、オンラインでのレッスンを提供しています。
ウォーキングベースにご興味をお持ちの方は、ぜひ無料で学べるメルマガにご登録ください。
無料レッスン・ウォーキングベース8日間集中解説講座
ウォーキングベースをやりたいベーシストに向けた全8編のメルマガになります。
メルマガの内容は以下です。
1日目・ウォーキングベースって何?
2日目・コードとコードトーンについて
3日目・コードとルートについて
4日目・コードと5度について
5日目・コードと半音経過音について
6日目・コードと3度について
7日目・ルート、3度、5度、経過音でベースラインを組み立てる
8日目・ウォーキングベース解説まとめ