本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(@jazzbassisttoru)が
今日は、ウッドベースのレッスンでよくいただくご質問を5つご紹介し、お答えする記事になります。
- 左手親指はどこに置く?
- 指板に目印シール貼っていい?
- エンドピンの高さは?
- 中指と薬指にバンド巻いていい?
- 薬指って押弦するの?
ひとつひとつ回答していきますので、
ウッドベースを独学で練習されていてなかなか上達しない…という方への
ヒントになれば幸いです。
このページの目次
1. 左手親指はどこに置く?
ハーフポジション(音程の低い方のポジション)を想定すると、
左手親指は中指と人差し指の間くらいの位置にあります。
指板の裏の真ん中あたりに軽く置き、そこを起点に指全体を動かすのが基本です。
親指が人差し指側に寄りすぎると、
指全体に力が伝わりにくくなるので注意が必要です。
2. 指板に目印シール貼っていい?
音程が取りにくい初心者の方から、
「指板に目印シールを貼ってもいいですか?」というご質問をよくいただきます。
これはOKです。
私自身もやっていましたし、教本でも「慣れないうちはポジションマークをつけましょう」と書かれているものもあります。
ただし、次の点には注意しましょう。
- カッターなどで指板を傷つけないこと
- シールを覗き込むような極端な姿勢にならないこと
↑これだと、覗き込み過ぎです。
3. エンドピンの高さは?
エンドピンの高さは、身長によって個人差があります。
身長161cmの私の場合、
エンドピンは完全に下げた状態で、さらに少し厚底の靴を履いて調整しています。
その状態で、ナット(上側の弦を支える部分)が額の位置にくる高さが目安です。
4. 中指と薬指にバンド巻いていい?
左手の中指と薬指が離れやすい方が、
下のようにゴムバンドを巻いて練習していいか?という質問も多いです。
私は使っていませんでしたが、
実際に生徒さんで試していた方もおり、
特に悪い癖がつくということはありませんでした。
ただし、
最初のうちは中指と薬指がバラバラになるのは自然なことです。
そのため、「離れすぎないように意識する」だけでも十分な効果があります。
この意識を持って練習を続けるだけでも、
数ヶ月後の安定感は大きく変わります。
5. 薬指って押弦するの?
たとえば中指でD弦のE音を押さえるとき、
薬指も一緒に押さえたほうがいいのか?という質問です。
このとき、薬指は押弦しません。
中指に添えるようにして、中指でしっかり押さえるイメージでOKです。
動画でも解説しています
今回の内容は、動画でも分かりやすく解説しています。
文章だけでは伝わりにくいポイントもありますので、ぜひ動画でもご覧ください。
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