”アボイドノート”は「使っちゃだめ」じゃなく、「使い方注意」の音

本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(@jazzbassisttoru)が

“アボイドノート”は「使っちゃだめ」
じゃなく、「使い方注意」の音

という内容で、よくご質問をいただく内容を回答したコラムになります。

レッスンでよくご質問いただく内容に、
「アボイドノートについて」があります。

例えば、
Cのメジャースケールだったら

CDEFGABC

の音が使えます。

この中で、Fの音がアボイドノートです。

え?アボイドノートって、
使ってはいけない音
なんじゃないの?

でもCメジャースケールで、Fの音もあるってことは、
この音って使っていいの?だめなの?

と混乱させやすいんですね。

厳密には

使っちゃだめじゃないけど、
ちょっと使い方を気をつけてあげましょう。

と捉えてください。

そもそもアボイドノートとは、
“コード感を感じさせにくくする音”です。

Cというコードには、
“Cというコードの響き”があるのですが、
このアボイドノートを強調すると、
Cというコードの響きが出しにくいんですね。

ただ、装飾音や経過音として使うなら全然
Fの音を使うのもありです。

具体例を挙げます。

ウォーキングベースでの
アボイド使用、いい例

例えば、Cのコードで、
1小節に四分音符4つで

CEFG

以下のように、経過音的に
使用するならありです。

画像

Fの音が強調されてない
アプローチですね。

ウォーキングベースでの
アボイド使用、よくない例

例えば、Cのコードで、
1小節に四分音符4つで

CFFF

以下のように、コードトーンも全然ない感じで
F音を強調すると、
コード感がわかりにくい響きになります。

画像

なので、こういうのが、

「使っちゃだめ」じゃなく、
「使い方注意」ということなんですね。

更に詳しくアボイドノートを
学習したい方用に動画作ってます

アボイドノートについては
動画も作成してあります。

更に詳しくアボイドノートを学習したい方は
ご覧になってみてください!

■アボイドノートとは?
ベーシストのためにやさしく解説してみました!

ウォーキングベース,オンライン,ベース教室,ベースレッスン

ということで本日は

“アボイドノート”についての考え方

“アボイドノート”は「使っちゃだめ」
じゃなく、「使い方注意」の音

という内容で動画をお届けしました。

日々の皆様の練習のヒントになれば幸いです。

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