「イパネマの娘」のベースラインと、セッションでよく演奏したボサノバの曲

本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(@jazzbassisttoru)がセッションでも人気の「イパネマの娘」のコード進行で使えるベースラインの解説記事になります。

 

星野2
ジャズセッションでも定番曲ですのでぜひ押さえておいてください

イパネマの娘・ベースライン

弾いてみました。

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ベースラインの特徴

基本は1度と5度

ウォーキングベースのように、経過音やテンションなどはあまり使われないボサノバのベースライン。基本は1度と5度です。

ボサノバのリズム

ドラムのリズムが以下のように

AAAA

どっっど/どっっっ(1小説)
と、一定のリズムを刻むので、そこにベースを合わせます。

ボサノバのドラムとベース

sasasa

どっっど/どっっっ(1小説)
F--F/C---(1小説)
1--1/5---(1小説)

というノリです。

まずは、口でリズムを歌えるようにしてみましょう。

スイング系とボサノバ、リズムの違いを意識しよう

セッションでボサノバの楽曲が演奏されることは多いです。

楽曲のコードはジャズと同様アドリブ向けなものが多く、サックスやピアノフロントなど、インストに向いている楽曲も多いです。

ただ、ベースの弾き方や、感じるべきリズムは、ジャズとボサノバは違います。

 

ジャズとボサノバ・ドラムのリズムの違い

”ジャズっぽいスィング”のリズムです。

スイング系のベースラインをのせてみます。

”ボサノバっぽい”かっちりしたリズムです。

同じようなラインをのせてみます。

どうでしょう。変では無いですが、、、

ジャズっぽいのに比べると、”カッチリ”したイメージがあります。以下のような感じの方が合う気がします。

 

こんなかんじで等間隔でアタック音を出すことで、ドラムの居ない物足りなさの解消プラス、リズムキープを目的としています。

 

 

シンプル・イズベスト!リズムキープを心掛けて

1度と5度だけのベースラインなので、シンプル過ぎて物足りなさを感じてしまうかも知れませんが、シンプルなベースラインほど、音ムラなく弾くことは難しいです。

筆者も「無駄なオカズ(フレーズ)を入れる前に、しっかりルートを押さえてリズムキープをして」とよくいわれました。

音使いがシンプルでも、アンサンブルでベースとドラムがしっかりと噛み合っていると、その他の楽器は演奏していて気持ちが良いものです。

まずは、ルートと5度だけのシンプルなラインを弾けるようになりましょう。

因みにここ1年ほどでよくジャムセッションで演奏したボサノバの楽曲です。

 

ここ1年ほどでよく演奏したボサノバの楽曲

Blue bossa
Black Orphes
Girl from ipanema
Fly me to the moon
Here`s that rainy day
How insensitive
One note samba
The shadow of your smile
Wave
Corcovado
Água de Beber
O Grande Amour
Desafinado

また、

Candy
Come rain or come shine
Days of wine and roses
I remember you
What a difference a day made
Over the raimbow

なども、ボサノバアレンジで演奏したことがあります。

 

ボサノバとは?

ジャズとはまた異なったジャンルですが、お洒落な雰囲気サウンドで、カフェなどでよく流れています。以下ボサノバの代表曲です。以下、wikiより

Bossa Novaの”Nova”とはポルトガル語で「新しい」、”Bossa”とは「隆起、こぶ」を意味する。(中略)1950年代後半、リオデジャネイロのコパカバーナやイパネマ(Ipanema)といった海岸地区に住む中産階級の学生やミュージシャンたちによって生み出された。ブラジルでのヒットのきっかけは1958年にアントニオ・カルロス・ジョビン作曲、ヴィニシウス・ジ・モラエス作詞、ジョアン・ジルベルト歌・ギターによる“Chega de Saudade”(シェーガ・ジ・サウダージ、邦題:想いあふれて)のシングルレコードによってである。以下略

 

ボサノバのベースラインの正確性を高める練習法

ちょっと難易度が高いですが、かなり効果のあるボサノバ系の楽曲を演奏する際によくやってた練習法です。

宜しければ参考にされてみてください。

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7日目・ルート、3度、5度、経過音でベースラインを組み立てる
8日目・ウォーキングベース解説まとめ

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