「ジャズとかウォーキングベースとかウッドベースやるんだったらお勧めのベーシスト、とりあえず5人教えてくれませんか?」
っていわれました。
5人かあ。。。う~ん。。。
って一瞬考えて、ぱっと思い浮かんだアーティスト5人です。
このページの目次
1940~50年代のベーシスト
レイ・ブラウン
「キング・レイ」といわれた、ウッドベースの巨匠。
私は指二本のオルタネイトピッキングもしますが、彼のように、人差し指1本でひたすら刻むスタイルは、やはり基本だなと思い、今は可能な限り1本で弾くようにしています。
「レイ・ブラウンよく聴いて」
「4ビート1音1音、”芯のある音”を意識して!」
と、よくいわれてきました。
ポール・チェンバース
アルバム・「Bass on top」のYou`d be so nice to come home toの冒頭ベーステーマから延々と何コーラスも続く嵐のように降り注ぐ、ベースの音、音、音。
これを聴いて、90年代v系の代表曲と言われるLUNASEAの「ROSIER」を聴いた時、
現存する重鎮ハードコアバンドとして君臨するcocobatのタケシット氏の超絶スラップの音を渋谷のサイクロンというライブハウスで聴いた時、
と、同じ時に感じた衝動を味わいました。
ジャズの名盤とされる録音に、名を連ねまくっているベーシストです。
スコット・ラファロ
ピアニスト、ビル・エヴァンスファンとしては外せないベーシスト。
アルバム「Waltz for Debby」に収録されている「Waltz For Debby 」の、小節をまたぎまくって続いていくベースソロが、好きです。
コピーしようとして挫折しました^^;いつかまた挑戦したいです。
現代のベーシスト
クリスチャン・マクブライド
アメリカの、「ヴィレッジ・ヴァンガード」でライブを見ましたが、4ビートの音符1つづつが地を張っているような感じがしまた。現代の最強ベーシストのひとり。
「Fingerpainting」というアルバムに収録されている、「Tell me a bedtime story」の冒頭のアルコ弾きにとろけました。
エスペランサ・スポルディング
ライブ4回くらいいきました。歌とベース、両方超一級品。そりゃあオバマ大統領にも好かれます。
ってことで、エスペランサ・スポルディングについて詳しくはこちらを御覧ください。動画とかまとめてみました。
番外編
ベース3本だけのアンサンブルアルバム,「Superbass」Ray Brown with John Clayton・Christian McBride
こちらに挙げた、レイ・ブラウンと、その弟子John Claytonに加え、クリスチャン・マクブライド3人のウッドベース3本でアンサンブルするアルバムです。
Cの音ひとつだけでも、正確なピッチで演奏するのって難しいウッドベースを3人で自由自在に操って、世界を作っています。
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