本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(@jazzbassisttoru)が、オススメのラテンベースの教則本をご紹介するコラムです。
私が今持っている本をご紹介します。
ザ・ラテンベースブック
トゥンバオ、アフロ・キューバン、ブラジリアン、カリビアンなど、本格的なラテンのリズム取得を目指す方にお勧めのベースブックです。
日本で一般的に演奏される「ラテン」と、本場のラテンとではプレイスタイルが異なる面が多く、「なんちゃってラテン」「ジャズラテン」なんて皮肉られることもあります。
ペルー出身、本場の南米ベーシストによって書かれた本書は、「日本でよくやるラテン」ではなく、本格的な南米人のラテンベースプレイが凝縮されています。

最近のジャズセッションで演奏した、ラテン系の曲
ジャズセッションの場でも、ラテン系の音楽を演奏する機会が多いです。
On Green Dolphin Street
My Little Suade Shoes
I`Ll Remember April
The Night Has Thousand Eyes
Nica`S Dream
Blue Bossa
Recorder me
など、最近演奏しました。
↑I real Proの、I`Ll Remember Aprilです。ジャズの4ビートとはノリが違います。
ラテンのベースライン
付点四分×2+四分の組み合わせでこんなふうに弾くことが多いです。
ただ、これが、先に挙げた「ジャズラテン」といわれることもあります。
「本場ラテン」だと、1拍目にルート音を持ってこないこともあります。
うまくキマるとかっこいいですが、
1拍目にルート音が来ないので、メンバーが全員慣れたプレイヤーでないと、サウンドが崩壊しやすくなります。
その為、1拍目にルート音を用いる前者のベースラインのほうが、崩壊はしにくいし、セッションで長時間のキープもしやすいです。
私もほとんどセッションでは前者で弾いてますが、本場のラテンベースのテイストを極めたい!って方は参考にされてみてもいいと思います!

最後にオンラインベース教室から一つお知らせです