本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(@jazzbassisttoru)のコラムです。
著者はロック系のバンドをやめて10年くらい経ちますが、
当時のバンド時代にやっておけばよかったと思う3つのことを書きます。
とくに、今ロックバンドをやられてて、「もっと新しいアプローチできないかなー」って悩んでいる方の、何かヒントになれば幸いです^^
このページの目次
ロック時代に知っておけば良かったと今更思う3つのこと
アコースティック系のバンドをやっておけば良かった
爆音系のバンドをやると、周りが全部でっかい音なので良くも悪くもベースの音が埋もれてしまい、“ごまかし”が効いてしまうことがあります。
しかし、アコースティックバンドやジャズバンドは、ベースの音がかなり目立つので、ベースそのものの役割も肌感覚で明確になります。
実際、アコースティックバンドやジャズバンドを少しやってからロックバンドに戻ったとき、
自分のベースの音がより立体的な感覚になった経験を覚えています。
当時は自分のバンドにいっぱいいっぱいだったけど、ちょっとロック以外の畑も覗ける余裕があったらよかったのになあって思います。
16ビートをやっておけばよかった
細かい音符まで感じられるようになると、フレーズのバリエーションも増え、サスティーン(音の伸び)も性格になります。
ファンクのようなブリッブリサウンドをやっていたわけではないですが、ロック時代、少しでも16ビートを練習し、当時のバンドに生かせてたらよかったなあ
と思います。
参考に、この記事くらいの知識があればよかったなあって思ってます↓
コードの上にどんなメロディが乗っているのかを把握しとけば良かった
バンド時代は道歩いててできた鼻歌にギターのパワーコードのせてただけですが、
・コードの上にのってるメロディは、コードトーンなのか
・テンションなのか
・コードに対しての何度の音なのか
そんなところも意識して曲作りできたら、より深い曲作れたのにな
って思います。
後悔しても仕方ないし、「小細工なしの勢いのみ!」ってのも、20代のバンドマンならありだと思うのですが、
こうしたスキルは、もしバンドが解散してしまった時に、他のバンドから拾われやすいスキルでもあります。
解散すると思ってやってねーよ!
ってところかもしれませんが、バリエーションが増えていて困ることはあまりないので、ヒントになれば幸いです^^
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