本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(@jazzbassisttoru)が
マイナーペンタってどうやって使えばいいのかな? なんかいいアイデアない?
という方に向けた記事です。
・Am調の曲
・Dm7 G7 C△7の251進行
・Fのブルース
などに使える便利なスケールをご紹介です。
このページの目次
Aマイナーペンタトニックスケール
今回は、Aマイナーペンタトニックスケールを題材にしていきます。
こちらがマイナーペンタトニックスケールの有名な形です。マイナーペンタトニックをこの形で覚えられている方も多いと思います。
今回は、この有名な形にブルージーなテイストを加えるために、Amの♭5thの音であるE♭音を入れていきます。
更に、最低音をAとするのではなく、3弦7フレットのE♭とし、展開形にしました。
「フライミートゥザムーン」のアドリブなどで、この音階よく使っています。
とくに、♭5の音を強調しています。
ちょっとやってみます。
いかがでしょうか?なんとなく”ハマってる感”は伝わったと思います。
「フライミートゥザムーン」でブルージーなマイナーペンタがわりとハマる理由
今回使用したAマイナーペンタトニックスケールの
A(ルート・1度)、C(m3rd)、D(11th)、E♭(♭5th)、E(5th)、G(7th)
が、各コードのコードトーンを多く含むからです。
例
1小節目のAm7
A(R)、C(m3)、E(5th)G(7th)がコードトーン。
D(11th)、E♭(♭5th)がテンション。
となります。
とりあえずコードトーンだけ見ていっても
2小節目のDm7
D(R)、A(5th)、C(♭7th)がコードトーン
3小節目のG7
G(R)、D(5th)がコードトーン
4小節目のC△7
C(R)、E(3rd)G(5th)がコードトーン
5小節目のF△7
C(5th)、A(3rd)E(△7th)がコードトーン
と、こんなふうに、コードトーンが多いので、ランダムに弾いててもわりと”ぽく”なりやすいんですね。
間を意識して撮り直してみました
冒頭のような、あまりにもランダムにやりすぎてしまうと音楽的ではなくなってしまうので、
間を意識しながらところどころにブルージーなマイナーペンタを入れてみました。
部分部分、「使えそう」と思ったら取り入れてみてください。
アドリブ演奏の参考になれば幸いですです。
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