ウッドベースで「A Night in Tunisia(チュニジアの夜)」のベースライン(スコアタブ譜付き)

本記事は、都内でウッドベース奏者、指導者として活動する星野徹(@jazzbassisttoru)が、

「A night in Tunisia(チュニジアの夜)」のベースラインを弾いて解説した記事になります。

ウッドベースで「A night in Tunisia(チュニジアの夜)」

まず、弾いてみます。

難易度の高い曲に挑戦

初心者の方が演奏するには難易度が高いですが、ジャズセッションなどでも演奏されることが多く、マスターしておきたい曲のひとつです。

イントロの運指がポイント

E♭7→Dm6→E♭7→Dm6と進行するイントロがポイントです。

テーマ時は、イントロ、セクションA(Aパート)もずっとこのフレーズを弾いてることが多いです。

開始のE♭の音は、A弦から始まりにしました。

スタート時からすごくやりにくいポジションなのですが、

↑こんなふうに2弦(D弦)1フレットからはじめると、その後のポジション移動が 大変なので、あとあとポジション移動の少ないA弦のE♭の音からはじめました。

イントロで指がもつれないようにするコツ

イントロのフレーズは、人差し指と中指、2本の指を使うオルタネイトピッキングでA弦、D弦、G弦の3弦を弾きます。

このとき3つの弦を短時間で移動するので、すごく指がもつれやすいです。

もつれやすい時、毎回使う指がバラバラになっている可能性があるので、まず人差し指か中指か、使用する指をしっかり決めます。

今回はこんなふうにやってます。

※筆者はオルタネイトの時中指使う割合が多くなる癖があるのでこんなふうにやってますが、やりにくかったらご自身のやりやすいで弾いてみるといいと思います。

その後、運指を確認しながらメトロノームで、ゆっくりなテンポから合わせていき、できたら少しづつテンポをあげていきましょう。

 

巨匠の音源も聴いてみてください

アート・ブレイキーのの「チュニジアの夜」。今回弾いたベースフレーズも曲の序盤から入っています。

実際の音源を聴いてみるとより理解が深まると思います^^

 

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