本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(@jazzbassisttoru)が 、ジャズのベースラインアプローチでよく使われる、「経過音」について解説した内容となります。
対象
・ジャズのベースラインに興味がある方
・おしゃれなベースラインを組み立ててみたい方
・ウォーキングベースやってみたい方
・バンドのベースラインにジャズっぽいエッセンスを取り入れたい方
経過音は、音の流れをスムーズにする効果があり、ブルースやジャズ系の音楽音楽でよく使われますので、ぜひマスターしてください^^
このページの目次
ベースラインに経過音を入れてみた
以下のようなFのブルース進行に経過音を入れました。
聴き比べてみて下さい。
・経過音を使っていないベースライン
経過音を使ったベースライン
いかがでしょうか。経過音を使ったラインの方が、流れがスムーズな印象感じませんか。
経過音を使っている場所
経過音を使っている場所は、以下の赤線の場所です。
経過音の定義は「こうでなければならない」というルールはありませんが、次のコードの第一音目(ルート)に対しての、半音もしくは全音上か半音もしくは全音下の音を使うことが多いです。
たとえば、
次のコードの第一音目がB♭だったら、その半音上(B)からの経過音を使ってます。(1-2小節目)
5小節目はCの音(Bに対して半音上からのアプローチ)が使われています。(5-6小節目)
こちらは半音下(B)からCへのアプローチです。(9-10小節目)
音名で覚えるとちょっとたいへんですが、要は以下の図のように捉えると覚えやすいです。
動画解説しています
動画でも解説しています。ぜひ、ごらんになってみてください^^
動画は定期的に更新しています。
更に、それでもウォーキングベースラインの組み立て方がわからなかったら…
読みいただきありがとうございます!ここまでお読みいただいたあなたは、とてもウォーキングベースに興味を持たれている方だと思います。
最後にオンラインベース教室から一つお知らせです
当方、ジャズやベースの演奏を上達されたい方に向けて、オンラインでのレッスンを提供しています。
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1日目・ウォーキングベースって何?
2日目・コードとコードトーンについて
3日目・コードとルートについて
4日目・コードと5度について
5日目・コードと半音経過音について
6日目・コードと3度について
7日目・ルート、3度、5度、経過音でベースラインを組み立てる
8日目・ウォーキングベース解説まとめ