本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(@jazzbassisttoru)が
という方向けに作りました。
即興で組み立ててみたウォーキング・ベースラインがなんか変だなあって思うときがあります。
そんなとき、注目したいポイントを書いてみました。
このページの目次
見直したい4つのポイント
「枯葉」という楽曲でも使われる最初のコード4小節を用いて解説しました。
組み立ててみたウォーキング・ベースラインがなんか変だなあって思うとき、自分の頭の中で鳴らしている理想の音が鳴っていないからと考えます。
たとえば以下を見なおしましょう。
1・ルートが小節の第一音目にきているか
ウォーキングベースラインを組み立てる際、ルート音が小説のアタマにきていることが重要です。
いかがでしょうか。なんだかわかりにくさがあります。
こっちのほうが整っている印象がしませんか。
ルートを小説のアタマに弾かないテクもありますが、上級レベルなので、慣れるまではルートをアタマに持ってくることを意識しましょう。
2・小節の最後の音が次の小節のルート音になっていないか
文字で書くと複雑ですが、簡単にいえばこんな感じです。
小節が変わる前に、次の小節のコード感を感じさせてしまうので、周囲も自分も曲を見失いやすくなることがあります。
3・メジャー3度とマイナー3度を使い間違っていないか
上はマイナーコードでメジャー3度、もしくはメジャーコード上でマイナー3度を弾いている例です。
1フレット異なるだけですが、間違うとかなり周囲に与える印象は大きいです。
4・半音進行が多い
ルートは弾いていますが、こんなふうに半音進行が多すぎるとコード感が感じられず、しっくりこないケースもあります。
はじめのうちは、1.3.5度を軸にラインを組み立てられるようにしましょう。
→R・3・5・経過音で作成した枯葉のベースライン
半音進行するなら、第四音目を次のコードのルートの半音上か下の音にすると、ジャズっぽくきまりやすいです。
作ったベースラインがしっくりこないと思うのは、何かしら理由があると思います。
もちろん上記の理由だけであるとは限らないですが、ご参考になればと思います。
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最後にオンラインベース教室から一つお知らせです