ご質問を頂きましたので回答させて頂きます。
というご質問です。
これはケースバイケースなので、いろいろな進行を交えて解説します。
このページの目次
ご質問の内容を整理
上のフレーズは、
Cm7→F7→B♭△7という2→5→1の進行のときの進行です。
このときコードが
F7→B♭△7
というドミナント→トニックでなく、
F7→別のコード
に進行していたら、覚えた251のフレーズは使えないのかという意味です。
詳しく説明します。
解説1 2→5→3→6(循環進行)のケース
Cm7→F7→B♭△7という2→5→1の進行を
Cm7→F7→Dm7→G7
という2→5→3→6の進行に変化させた場合です。
もともとB♭△7のコードトーンの3度の音であるDに向かっていた進行が
B♭△7→Dm7に変更したことで
Dm7のコードトーンのルートの音であるDに向かって進んでいることになります。
ですから、サウンドに違和感はないと思います。
2・2→5→のあとのコードがトニックや循環ではないケース
Cm7→F7→Cm7→F7
という進行。「MORITAT」の3−6小節目がこんな感じですね。
変ではないかもしれないですが、3小節目、Cm7のナインスの音であるDの音(テンションコード)へのロングトーン解決です。
意図してやっているのならいいですが、ちょっと浮いている感じもしますよね。こんなときは、もとのフレーズを生かしながら、部分的に音を変えてみますね。
↓
たとえば、こんなふうに、部分的に変えてあげました。3小節目のはじめの音がDの音になっていたのを、Cm7のコードトーンであるE♭をターゲットとして組み立てました。
うーん。理論的には悪くないけど、もう少し変えられないかな。
ってことで、
F7のところの音を、少しいじってみました。
1コ前のフレーズよりも自然に流れている感じがしませんか。
トニックが変わってたら、フレーズは変えていい
このように、ある教則本に掲載されている251フレーズを覚えたとして、
そのフレーズを使いたいときに「1」であるトニックのコードが楽曲によって異なっていることがあります。
Cm7→F7→B♭△7のフレーズを覚えたけど
Cm7→F7→Dm7→G7ってなってたり(循環)
Cm7→F7→Cm7→F7ってなってたり(MORITAT)
Cm7→F7→Fm7→B♭7ってなってたり(stella by starlight 3-6小節目)
そんなとき、せっかく覚えたフレーズが全く使えないということはないけもしれませんが、そのままあてはめるとちょっと浮いた感じになっちゃうこともあります。
なので、今回のようにもとのフレーズを生かしながらアレンジしてみることもお勧めです。
いろいろな音使いを試してみてください^^
日々の練習の参考になれば幸いです。
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【編集後記】
XJAPANとLUNA SEA以外でめっさ芸術性が高かった90年代のV系バンドは?というディスカッションを仲間とし、
さんざん迷った挙げ句、「マリスとラピュータだべ!」と言いました。
ガクトがマリスだったことはもう今の世代にはわかんないんだよな〜笑
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