音楽やっている人って、みんな音符をすらすら読めるんですか?
というご質問をいただきました。
このページの目次
音符はすらすら読めるもの?
例えば以下のような譜面。音符がたくさんあるので、すらすら読むのは難しいです。
音符を読んでそれを音に出すのは
読む→脳で理解する→実際の動作にする
という工程です。
しかし、上のような複雑な音符の場合、読んで脳で理解するまで時間が掛かりま す。
さらに、手を動かす必要があるので、結果的に
「え~っと、これはミで、これはソで…」
と、動きがぎこちなくなります。
音符を読み、理解し、動作に移すまでの工程がすらすらできるようになるまでは 、訓練が必要です。
こんなとき、コードが便利です。
コードを読もう
音符を弾く場合、書いてある音そのものを弾かなければなりません。
以下ならド
以下ならソ
を、指定された長さで弾く必要があります。
サックスやフルートなど、フロントの歌メロを弾くプレイヤーは、このとおりの覚える必要があるのですが、
他のプレイヤーもみんな同じ場所を弾くことはありません。
そんなとき、コードをたよりにすることがあります。
コードの理解のしかた
以下のようにコード(アルファベットの記号)が書いてある場合、音符で指定されている音を弾く必要がありません。
「このコードが書いてある場合、ここを弾いておけば大丈夫!」というものがあります。
っていうのがコードです。
たとえば
C△7と書いてあれば、ド・ミ・ソ・シ
Dm7と書いてあれば、レ・ファ・ラ・ド
Em7と書いてあれば、ミ・ソ・シ・レ
を弾くと、曲として成り立ちます。(和音といいます)
メロディだけの場合
コードを弾いた場合
では、F△7と書いてある時は?Am7と書いてある時は?
など、コードは他にも沢山ありますが、コード一覧表など、本が売っています。(ギター用、ベース用、ピアノ用など)
一覧を覚え、指の形を少しづつ覚えていくうちに、見なくてもコードに対応できるようになります。
ジャズのプレイヤーと楽譜
ジャズのプレイヤーの場合
↑こんな譜面や
↑こんな譜面1枚だけで5分も10分も演奏し続けている場合がありますが
↑結局はこのコードをもとにしているだけなので、1枚の譜面で何分も弾き続けることが出来るのです。
ベースとコード
C△7と書いてあれば、ド・ミ・ソ・シ
Dm7と書いてあれば、レ・ファ・ラ・ド
Em7と書いてあれば、ミ・ソ・シ・レ
と書きましたが、ベーシストが和音を弾く機会はあまりないです。弦が太いので、曲の中では、単音を弾くことが多くなります。
このとき、
C△7と書いてあれば、ド
Dm7と書いてあれば、レ
Em7と書いてあれば、ミ
の音を弾くと、楽曲として成り立たせやすいです。
これらを、「ルート音」といいます。ルート音を弾くことはベースプレイの基本で、ロック、ポップス、ジャズなどポピュラー音楽のベースラインの軸となっています。
当ブログの趣旨となるウォーキング・ベースラインも、まずコードを見て(C△7、Dm7、Em7など)ルート音から弾けるようになることが大切と考えています。
慣れるまで時間が掛るかも知れませんがここをクリアしてしまえば、いろいろな楽曲に挑戦しやすくなります。
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