こんにちは、ベース講師の星野徹(@jazzbassisttoru)です。
レッスンをしていると、3連符が苦手で…とよく聞きます。苦手な方多いですよね。
なぜ3連符が苦手なのか、リズミカルな3連符を弾く為に心掛けておきたいことを検証しました。
このページの目次
なぜ3連符が苦手なのか
3拍子の曲に慣れていない
世の中の殆どのポピュラーミュージックは、「4」で曲をカウントします。
1-3のリズムとか、2-4のリズムとか、「ウラ拍」という言葉もありますが、基本「ワン・ツー・-スリー・フォー」で殆どの楽曲は捉えられています。”4拍子の曲”です。
曲を「3」でカウントする曲が、”3拍子の曲”です。
jazzなら「いつか王子様が」「不思議の国のアリス」、ポップスなら「部屋とYシャツと私」などがありますが、圧倒的に世の4拍子の曲に比べると3拍子の曲は数が少ないです。ダンス、クラブミュージックなどで3拍子はまずありません。
”3”のリズムに慣れていない
以下、4拍子です。
4拍子
1つの小説の中に、4分音符が均等に配置されています。
小説の長さを「1」とすると、1つの音符の長さは1÷4で「0.25」となります。
0.25という長さがが均等に配置されています。
3拍子
3拍子の場合、以下のようになります。
1小節を3で割ることになります。1÷3=0.33333333.....
つまり、割り切れないです。
1小節を4で割れば、全てが0.25の尺で割り切れる事が出来ますが、3では割り切ることが出来ません。この曖昧さが、多くの人が3連符を苦手とする要因と考えます。
3連符克服トレーニング
3連にも4拍3連、2拍3連、1拍3連といろいろ種類がありますが、まずは1拍3連の感じを掴めるようにしましょう。
1拍3連は、一般的にいわれる”3連”の中でも、いちばん基礎的な3連です。
1拍3連
4分音符を3等分したものが一拍三連です。
口に出して歌おう一拍三連トレーニングフレーズ
音源、口に出して歌ってみてください。
どーどーどどどどー どーどーどどどどー どーどーどどどどー
という感じで。
赤で書いた部分が一拍三連です。譜面の、赤いラインのところです。
超スローバージョン。
どぉぉぉ どぉぉぉ どぅぅどぅぅどぅぅ どぉぉぉ
のイメージです。
口に出して歌えることが大切です。口に出して歌えるという事は、脳で理解しているというということなので、指で弾けるようになります。しかし、口に出して歌えなければ、脳で理解できてないということになりますので、指でも弾けません。
3連でよくありがちな間違い
こんな風になっていませんか?
この場合、スローにすると
どぉぉぉどぉぉぉ どぉどぉぉぉどぉ どぉぉぉ
どぉぉぉどぉぉぉ どぉぉぉどぉどぉ どぉぉぉ
どぉぉぉどぉぉぉ どぉどぉどぉぉぉ どぉぉぉ
になっています。少しわかりにくいですが、
ではなく
どぉぉぉどぉぉぉ どぅぅどぅぅどぅぅ どぉぉぉ
”どぅぅ”を均等に3つ配置!
これが、肝心です。
3連はある程度使いこなせるようにしよう!
「3連は苦手~」という人は沢山居ますが、「3連なら任せて下さい!」という人に会ったことありません。
けど、曲のリズムのバリエーションを出していくには、3連はある程度使いこなしていきたいものです。
ということで、ジャズのウォーキングベースラインに3連でアクセントをつけた動画になります。
3連を使うこなすとこんなこともできるようになるので、ご参考になれば幸いです^^
この動画に関連した記事はこちら
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— 星野徹・ベース講師&ベースブロガー (@jazzbassisttoru) 2019年6月20日
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