秋も深まってきましたね。
季節の変わり目って、なんとなくやる気が出なかったりしますので、以前書いたコラムをちょっと直してアップしてみました。
結論は、ひとつのことを長く続けていくといろいろ成長がありますよー
ってコトなんですけど、完全に自分目線で書きました。
よかったらお付き合いください。
このページの目次
36でウッドベースを弾いている未来予想図はゼロでした
昔から、長く音楽を続けようと思っていた訳ではありません。
絶対にプロになってやる!と思っていた訳でもありません。
むしろ、36歳でウッドベースを弾いている未来予想図は全くありませんでした。
ただ、初めて楽器を手にし、ライブを始めた17歳の頃から、目の前のライブにだけは真剣に取り組んでいたかなと思います。
当時、一緒に新潟でバンドをやっていた連中は、皆音楽をやっていません。東京に来て7年パンクバンドをやりましたが、ほとんど引退しました。
自分より上手なプレイヤー、自分のバンドとは比べものにならないほど人気があって、いつもライブハウスを満員にしていた先輩バンドの話も、今は聞きません。
パンクロック時代の写真。赤いウニ頭が私です。
家庭や仕事、環境、お金の都合、生活の変化など、様々な要因があります。
どうしても今音楽活動をしている場合ではないという環境になることがあります。やめちゃった人たちを否定するつもりはありません。
出来なくなってしまうことは、仕方ないです。
私がたまたま音楽を続けられているのも、運です。
運も実力のうちという見方もあるかも知れませんが、来年まだプレイしているかはわかりません。
それでも、ネガティブには捉えません。
そして、やはり長く続けてきてよかったと思っています。
ベースを長く続けてきてよかったこと
昔出来なかったことが出来るようになった
当然ですが初めは何も出来ません。
毎日練習を重ね、少しづつ、技が増えてきます。ハイフレ、親指挽き、スラップ、ウォーキングベース、アルコ、アドリブなど、出来れば出来るほど、おもしろいです。
仕事になった
ライブを始めたばかりの頃は、ライブの度に銀行から10000円おろしてチケットノルマの未達成分を払っていました。
17歳から30歳くらいまではお金を払って演奏をしていたので、演奏やレッスン、教材などで報酬を得られている現在の環境は幸せです。
親が見に来てくれるようになった
「東京で音楽をやる」と言った20代前半の頃は、縁を切られる覚悟でした。
意地張って3年以上実家に帰らなかったこともあります。
しかし、新潟ジャズストリートに出演するようになってから、初めて親が私のライブに来てくれました。
それから、「あんたいつまで音楽やっているの」という感じでは無く、応援してくれるようになりました。
親に心配されながらずっと音楽をやっていた頃と比べ、今は堂々と音楽をやっています。
今も新たな発見がある
4ビート、8ビート、16ビート、32ビートのようにビート一つをとっても、色々な種類があります。
譜面を見ながらコードを追えるようになったら、今度はアドリブをやってみたくなります。
探求をすればするほど、それが出来たときまた次の壁があります。
それは、いくつになっても変わらないです。
だから私は今もわからないことだらけだし、今も先生にベースを習っています。
新しいものを乗り越え、新しい壁が見えたとき、わくわくします。
ただ、心の底からわくわくするには、常に一生懸命音楽と接している必要があります。
時代の流れと向き合える
最近はこんなふうに「note」というアプリで教材の販売などををはじめましたが、
今の時代音楽家は楽器同様SNSを使いこなさなければなりません。フェイスブックやツイッター、ブログ、YouTubeなど、まったくやっていない人の方が珍しいです。
また、講師業をしていると、普段聴かないような音楽とも触れます。
中高生が聴くような、新しいポップスやロックの情報にも通じていなければなりません。
「古き良き」の考えも良いですが、年齢と共に凝り固まります。時代の流れに乗りながら、音楽活動をしたいものです。
失敗しまくった経験を生かすことが出来る
あらゆる場面で、苦境に立たされる場面があります。
・ブッキングマネージャーとお金の交渉でもめる
・メンバーを引き抜かれる
・信頼していたメンバーが脱退する
・セットリストでもめる
・へたくそ!と怒られる
・モチベーションの低い人間しか周りに居ない
・うまい人ばかりで自分のレベルが追いつかずに凹む
・貧乏すぎて飯が食えない
・売れなくて彼女に愛想を尽かされる
など。当時は嫌でしたが、あらゆる失敗が今の音楽ライフに生きています。
一人の人間の人生経験としても、プラスになっていると思います。
それでも、メンタルとの戦い的なところがあるから、やっぱり来年続いているかもわからないところなんですけど
今現時点では、まだ「がんばっていこう」っていうメンタルは保てていますので、地道に毎日練習がんばって、日々の演奏をがんばっていけたらなって思っています。
以上雑談でした。よかったらこっちの雑談ものぞいてみてください。
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【編集後記】
菊地成孔さんのジャズの講義録を購入。
まだ少ししか読んでないけどおもしろいです。
立ち読みしておもしろそうだったから購入。 pic.twitter.com/mLiu8bJkki
— 星野徹@ベーシスト (@jazzbassisttoru) 2018年9月18日
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