「キレのあるビート」と言われるために普段の練習で心がけていること

キレのあるビートを弾く為に、

「休符を口で唄うこと」

を心掛けています。

今日の練習の様子

キレのあるビートを弾く為に

「Autumn Leaves」などで使われるベースラインです。

楽曲の始まりから終わりまでずっとベースラインが同じ感じではなんとなくぼやけたイメージです。

そんな時、ちょっと休符を入れてみます。↓

弾いているメロディ一緒ですが、こっちの音源の方が原曲に躍動感が出ている感じがしませんか。

休符のパートをしっかり休んであげると、”キレ”が生まれます。

楽曲を立体的にする為に、休符を”守る”でなく、休符を唄うという意識を持つといいです。

ただ、休符で休むことに意識を置き過ぎると、他の音符のサスティーン(伸ばし)が曖昧になったり、休むことに気を取られてしまいがちです。

「う」と唄う

学校の音楽の時間に、休符を「ウン」という練習をさせられませんでしたか。

ここではその応用です。「うん」だと速いパッセージに対応出来ないので、「う」にします。

この「う」を弾かずに口で唄います。う!と思いっきり唄います。

こんなイメージです。

実際に歌いました。

地声で気持ち悪かったらすみません^^;

けど、著者は今も実際こうやって練習しています。

う!

「う!」と練習中に思いっきり唄っても、怒られません。バンドアンサンブルであれば、幾ら大声で「う!」といっても、ばれません。

休符を口で弾くことに慣れてきたらやめてもいいですが、慣れている人でも、「う!」を唄っている人は居ます。

ジャズでは、ソロ中にスキャットをしながらアドリブしているプレイヤーが居ます。

”ウパルパパラッ、ウパルルパルルラ パラルラ♪”

↑この「ウ」は、まさにこの「う」の応用です。すなわち、休符を唄っているということになります。

慣れている人でも、休符を唄います。

休符を唄えれば、ルートだけでもかっこいいベースラインになる!

休符も演奏であり音符です。

休符を唄えれば、ルートだけでもかっこいいベースラインになります。

ルート音だけでも休符の使い方次第で、かっこいいベースラインを作ることが出来ます。

こんな感じで、2ビートをとりいれた枯葉のウォーキングベースラインを弾いてみました。

楽譜ありますのでよかったら参考にされてみてください。
https://www.dropbox.com/s/qj4fl03zh0d0hbh/autumn%20leaves%202-4.pdf?dl=0

理想は「釣りバカ日誌」

「休符を弾く」ということは、「堂々と休みをとる」ことです。

どうしても日本人の血筋から、会社、学校などを休むことに後ろめたさを感じてしまいがちです。

堂々と、悪気も無く休みましょう。

その為に、「う」を意識しましょう。理想は、「釣りバカ日誌」の浜ちゃん(西田敏行さん)です。(これ前書いたかな?w)

「釣りに行きます!!」と公言し、堂々と会社を休む感覚です。

こんなノリで、フレーズ練習もやってます。よかったら参考にされてみてください。

リズムを口で唄ってから練習に取り掛かるようにしています

 

 

 

更に、それでもいいリズムが弾けなかったら…

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