「終わり方、逆順でお願いします」といわれることがあります。基礎知識として「逆順」は知っておきたいです。
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逆順とは?
楽曲のエンディングで、曲が譜面どおりに終わらずに、暫く続いていることがよくあります。
その場合、ジャズでは「逆順」という進行を用いている事が多いです。逆順の進行が出来ているかどうか、ベースプレイの関連性は大きいです。
以下フライミートゥーザムーンという楽曲のエンディングの曲の終わりの4小説のです。エンディングがこのようなツー・ファイブ・ワン進行になっているときに、逆順の進行を考えることが出来ます。
・通常の終わり方
↓
逆順アレンジ
2→5→1 という流れの 「1」を
2→5→3→6という流れに変えるという流れです。
一度逆順の進行に変えると、
2→5→3→6→2→5→3→6→2→5→3→6・・・・
と永遠にエンディングを続けることができます。
ジャズ系でよく使われるコード、逆順一覧
・If I were a bellなどF△7終わりの曲のエンディング
Gm7⇒C7⇒F△7
↓
Gm7⇒C7⇒Am7⇒D7
・It could happen to you、I hear rapsodyなどなどE♭△7終わりの曲のエンディング
Fm7⇒B♭7⇒E♭△7
↓
Fm7⇒B♭7⇒Gm⇒C7
ベーシストは逆順のコードを間違えられない?
「エンディング逆順で」といわれているのに、つい譜面どおり終わってしまうと、かっこがつきません。
「2→5→3→6」で、”終わらない感”を楽しんでいるのに、
「2→5→1」と進んでしまうと、一気にコードの解決感がアピールされてしまいます。
なかなかぱっと逆順に対応するのは難しいですが、ベーシストはルートを引くのでエンディングの逆順の感じをいちばん左右します。
逆順後の終わり方
ずっと逆順が続いても、楽曲はいつか終わらせなければなりません。
この場合、大抵はサックスやトランペットなど、フロント。居なければピアノやギターが目や音で「終わりますよー」の合図を出します。
その為、暫く逆順が続いたら、一層耳を研ぎ澄まし、いつ終わるのか、目と耳で周囲のプレイヤーを観察する必要があります。
少し高度ですが、場数や慣れも必要です。
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【編集後記】
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