フレーズ、楽曲を早く覚えるためのコツがあります。
理由を書きます。
このページの目次
フレーズを早く覚えるために度数を見よ
度数でフレーズを見てあげると、
コードに対しどのような響きが意識されているかがよめるようになる
というところがあります。
具体例を出します。
これは、Paul chambersといベーシストの「Bass on top」というアルバムに収録されている「You`d be so nice to come home to」という楽器の1分02秒のソロパートですが、
この時、コードに対する度数はこんな感じです。
コードに対しどのような響きが意識されているかがよめるようになる
例えば以下このソロの2小節目と3小節目は全てその小節のコードの5度から始まっています。
また、小節の変わり目のコードトーンに、半音的経過音のアプローチで解決しています。
コードトーンから始まって、経過音で次のコードのコードトーンに解決する奏法はジャズ系の曲でよくやるアプローチです。
私もコピーするときは、そのコードが何の音から始まって、どのように次の小節のコードの音に流れているかは必ず確認するようにしています。
こうやって、フレーズがどのようにできているか見てあげると、その後コピーする時もソロの概要を捉えやすくなります。
スケールと半音解決についてはこちらのページで詳しく解説しています。
1音1音での覚え方は非効率!
先のフレーズを譜読みし、レファソシララ♭ソファミ♭レファ・・・
と書いてあるとおりそのまま覚えると、反復すればそのうち覚えられますが、忘れやすいです。
けど度数を念頭に置いておくと、もしフレーズ全部を思い出せなくても
「5度から始まって、半音で次のコードの5度に繋がって・・・」
だけでも思い出せれば、覚えた100%は再現できなくても、似たニュアンスのソロが弾ける可能性が高くなります。
以下、「成功する音楽家の新習慣」という本からの引用です。
記憶力のいい人は、情報に意味を持たせて覚えやすくしているということだ。また、記憶力は特定のタスクと結びついていて、コツを掴めば覚えやすくなる。
優れた音楽家も、チェスの名人と同じように物事をすばやく把握する力がある。
ってあります。
1192(いいくに)作ろう鎌倉幕府じゃないけど
ただ音符をそのまま覚えるよりも、コードとの度数との関係で考えられる方が、それもちゃんと”理由付け”になるんじゃないかなって思うんです!
日々の練習のヒントになれば幸いです^^
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【編集後記】
ビル・エバンスの映画が公開されますよー!僕は5月1日に行く予定です!
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