本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(@jazzbassisttoru)が
アナログな方法だけど役に立つ練習方法をご紹介するコラムです。
なにかというと、
「耳コピ」
です。
このページの目次
ウォーキングベースラインを耳コピする?
耳コピとはアーティストが演奏しているCDや動画を聴き、それを譜面に落とす作業です。
「そんな魔法みたいなこと出来る訳ない」とか、「絶対音感が無いから無理」とか思われるかも知れませんが、私も最初は耳コピからはじめました。
ウォーキングベースライン耳コピ方法
1・お好みの音源とベースを用意。(ベースはエレキの方が作業がし易い。出来たらアンプに繋いでおく)
2・音源を聴く。
3・その楽曲の最初からでなく、コピーしたいフレーズの部分からでいいので、1音1音、音を集中して聴き、音符を書いていく。(タブ譜でも可)
1時間経過。。。
挫折。。。。!!
ですよね^^;すぐには難しいです。
ベースの音の周波数が低い為、他の楽器に比べて耳に対するアタックが弱く、わかりにくいです。
しかし、ベースで使われる音はピアノの鍵盤と同じで、白鍵7個、国鍵5個の、合計12個の中から1つの音が使われており、実際に演奏されているウォーキングベースラインの音も、この中にあります。
だから、音がわからなければ、12個の音の中の1つ1つ、C、C♯、D、D♯、E、F…と音を探していくのです。
んなこと言っても、曲が速いんです!!
そうはいわれても、曲が速いんだもん…。
そんな方には、「SLOW PLAYER」というアプリをお勧めします。
曲のスピードを半分にまで落とすことができ、何度も同じ箇所をリピート再生することが出来ます。
このアプリを使えば、耳コピはやり易くなります。
耳コピがお勧めな理由
1.相対音感が鍛えられること
2.とりあえずコピーしたベースラインを弾けば曲として成り立たせることができるから。
という理由があります。
また、少し出来てきても、プレイは手癖のワンパターンになりやすいので、あるコードに対しての他のアーティストのアプローチを客観的に聴くことで、
「ああ、こんな弾き方もあるんだー」
って発見に繋がることもあります。
とかなんとかいってもウォーキングベースラインの耳コピはめちゃくちゃ大変ですが、その分、得られるものは大きいと思います。
練習方法に迷ったら、挑戦してみてもいいと思います。
更に、それでもウォーキングベースラインの組み立て方がわからなかったら…
読みいただきありがとうございます!ここまでお読みいただいたあなたは、とてもウォーキングベースに興味を持たれている方だと思います。
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2日目・コードとコードトーンについて
3日目・コードとルートについて
4日目・コードと5度について
5日目・コードと半音経過音について
6日目・コードと3度について
7日目・ルート、3度、5度、経過音でベースラインを組み立てる
8日目・ウォーキングベース解説まとめ