本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(@jazzbassisttoru)がウォーキングベースについて解説した記事です。
ウォーキングベースには2ビートや4ビートがあります。
2ビート
4ビート
今回は4ビートのウォーキングベースの作り方をご紹介します。
4ビートのウォーキングベースライン
30秒だけご覧ください。
このように1小節の中に音符が4つあるのが4ビートです。
ジャズなどでよく使われます。
簡単に4ビートを作る方法
めちゃくちゃ簡単に4ビートのラインを作る方法がこちら↓
1つ目の音符=その小節のコードのルート音
2つ目の音符=その小節のコードの3度の音
3つ目の音符=その小節のコードの5度の音
4つ目の音符=次の小節のコードのルートの半音上か半音下の音
楽譜にすると
弾いてみます。
これだけで、「ぽさ」は出ます。
ウォーキングベースってこんなふうにできている!
突然ですが、ラーメンを例に挙げます。
1音目はスープ
1つ目の音符でその小説のコードのルート音を弾くことによって、その小説の”土台”を作り上げます。
ラーメンでいう、味を完全に左右する、スープの部分です。
2、3音目は、麺と具
2つ目の音符と3つ目の音符でそのコードの3度5度を弾くことで、コードの”土台”に”表情”を加えます。
ラーメンでいう、具や麺の部類です。
ここがポイント!4つ目はスパイス!
次のルート音に半音進行する音の動き。
「経過音」といいますが、これが「オシャレっぽさ」や「アンニュイさ」といった”スパイス”を加えてくれます。
ラーメンでいう、コショーや薬味的な役割です。
中東や東南アジアの料理なんかは、ハーブやパクチーのような、ちょっとしたスパイスで料理の味が変わります。
最後の半音進行は、そのくらい舌触りを左右します。
まとめます。4ビートのウォーキングベースラインの作り方。
2つ目の音符=その小節のコードの3度の音(麺)
3つ目の音符=その小節のコードの5度の音(具)
4つ目の音符=次の小節のコードのルートの半音上か半音下の音(ラーメンのスパイス)
という組み立て方で、けっこういい感じになります。
ただ、ここまでは、ものすごくざっくりな説明になりますので、
より理論的に解釈されたい方は、以下お時間ある時に読まれてみてください。
「即興でウォーキングベースラインを弾けるようになるベースラインの組み立て方」
→こちらページから読めます
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2日目・コードとコードトーンについて
3日目・コードとルートについて
4日目・コードと5度について
5日目・コードと半音経過音について
6日目・コードと3度について
7日目・ルート、3度、5度、経過音でベースラインを組み立てる
8日目・ウォーキングベース解説まとめ