ウォーキングベースでカバー第三弾!
今回はつじあやのさんの「風になる」をカバーしてみました。
ウォーキングベースではないですけどね笑 春にぴったりなボサノバリズムで弾きました。
本記事の内容
本記事は、これまで都内で500本以上のジャムセッションの伴奏を経験し(推定)都内で現役のジャズベース奏者、指導者として活動する星野徹が、
邦楽や好きな曲をカバーし、ベースラインを解説していく動画&記事です。
このページの目次
「風になる」ボサノバリズムで弾いてみた
※コード進行は原曲とかなり似ていますが、ベースラインは実際の楽曲で演奏されているものとは異なります。
原曲のコード進行の上で好き勝手に弾いているものです。ご了承ください。
風になる
歌い手さんは、前回に引き続き森愛奈実さんです。
森さんのホームページ
森さんのnote
今回は、原曲コードをとして掲載されていたある譜面をボサノバな雰囲気に合うようアレンジした部分について解説しようと思います。
原曲のコードをアレンジした部分
※キーCです。
Aメロのはじめの4小節
原曲コードをとして掲載されていたある譜面の進行
ポップスでよく見られる進行ですね。
3,4小節目は、キーCのトニック、Cメジャーのコードに対する4度メジャー⇨5度セブンという進行ですが、
ジャズやボサノバなど、”オシャレ系”のジャンルは、こんなふうに2度マイナー⇨5度セブンの進行にしてみると、トニックへの進行も緩やかなので、ふんわりした雰囲気を出しやすいです。
微妙な違いですが、わかります?
Bメロのはじめの4小節
原曲コードをとして掲載されていたある譜面の進行
3小節目のCのコードをEmに変ました。
トニックの3度マイナーの音は、代理コードとして理論上成り立ちます。
F△→Fmというコード進行が続くので、いきなりCのコードへ動くより、半音下のルートEmに動いた方が、緩やかなコードの流れを演出でき、表現も若干緩やかになるということを狙いました。
ここも微妙な違いですが、わかります?
サビのはじめの8小節
原曲コードをとして掲載されていたある譜面の進行
アレンジ後
あくまで、メロディに乗せた上での、響きを確かめることが大事です。
いい感じのコードアレンジができても、メロディとぶつかってしまったり、響きがよくなかったりでは意味がないので、しっかり今回は歌詞の邪魔をしないようにアレンジしました。
こんなことが、あなたもできるようになってください!っていうよりは、2−5−1の理論やトニック、ドミナントの理論がわかって使いこなせるようになると、もっとコードの上で自由になることができ、音楽が楽しくなりますよ!
って言いたかったのです^^
日々の練習やアレンジのご参考になれば幸いです。
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【編集後記】
毎週の動画の撮影はだいたい火曜水曜日が多いですね。
今日は1日中撮影になりそうです。演奏に追われている去年までとずいぶん生活が変わっています。
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