メンバーは基本自分の楽器のことしか知りません。
その為、アンプの音の出し方も、誰も教えてくれないことが殆どです。
エフェクターを使ったり、音色をいじる前に、「素のベースの音」を知っておくことが大切と考えています。
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素のベースの音、チェック方法
アンプの場合、このように、メモリを時計の12時の位置に合わせます。
ベース本体のつまみにはメモリがわかりにくいものもありますが、両端を一度探ってみて、「だいたいこのくらいかなあ」という真ん中の位置に持ってきます。
エフェクターは通さず、シールド1本で音をだします。これが、今のベースの素の音です。
素の音が気に入れば、そのまま使えばいいですが、気に入らないこともあります。まずは1人で弾いて、音の調節の仕方を知りましょう。
音の調節をするとき、私は基本はアンプで音作りをします。アンプもメーカーによって色々なツマミがあって、よくわからないものも多いですが、
・MASTAR VOLUME(全体のボリュームコントロール)
・BASS(低音域)
・TREBLE(高音域)
の3つをよく使います。
MASTAR VOLUME(全体のボリュームコントロール)
音の大小をコントロールします。バンドで演奏するとき、特にドラムが入る時などは、MASTAR VOLUMEをちょっと上げ目にし、スタジオ内での音の行き渡り(ベースが小さくないか大きくないか)など、メンバーと確認してもいいでしょう。
BASS(低音域のコントロール)
ベースの音が、モコモコしていたり、音に輪郭を感じられない場合、こんなふうに、BASS(低音域)を下げ、TREBLE(高音域)を少し上げ目にしています。
TREBLE(高音域のコントロール)
ベースの音が、ギターみたいにリンリンしていたり、「ボーンボーン」というベースっぽさがなく、「細い感じ」がするときは、こんなふうに、BASS(低音域)を上げ、TREBLE(高音域)を少し下げ目にしています。
尚、MID(中音域)に関しては、低、高、ボリュームのコントロールができるようになってからいじるようにしましょう。私は今も殆ど触りません。
ベース本体で音作りはしない?
ベース本体の音は、基本はフラットな状態にしておきます。
ベースは、演奏専用の機械、アンプは音を出す専用の機械なので、アンプで音作りをしたほうが、基盤となる音を作りやすいです。
最悪、ベースのつまみは演奏中にもコントロールできます。プレイ中に音に違和感を感じたものの、アンプをいじる時間のない場合など、手元でひょいとコントロールすることが多いです。
また、両方で音を作っていると、頭がごちゃごちゃになります。
例えば、
ベース本体
・MASTAR VOLUME 7
・BASS 8
・TREBLE 2
アンプ
・MASTAR VOLUME 6
・BASS 4
・TREBLE 8
だと、本体で低音域を強調しているのに、アンプでは低音域を下げ、高音域を強調しているという矛盾が起こっています。
ベース本体
・MASTAR VOLUME 5
・BASS 5
・TREBLE 5
アンプ
・MASTAR VOLUME 6
・BASS 4
・TREBLE 8
↑このように、ベース本体を全て同じトーンにすれば、どんな音色になるか、自分でも検討がつきやすいです。
まずは、この一連のいじり方ができるようになることが大切です。
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【編集後記】
今回の記事で使ったベースアンプ。フィル・ジョーンズのアンプです。
先週、ベースケースと同様に、新大久保のクロサワ楽器ベースセンターで購入しました。
こちらは赤のタイプ。私は水色に一目惚れし、購入しました。
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新機材ばかりでめちゃくちゃ気分が良いのですが、なかなかの出費です。無事に年を越せるのでしょうか…。
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