コード進行上のアクセントとして使える「パッシングディミニッシュ」の役割は、覚えておくといいです。
このページの目次
パッシングディミニッシュとは?
パッシングディミニッシュとは、ディミニッシュコードのことです。
以下がCをルートとしたときのディミニッシュコードの構成音です。
和音にすると
こんな感じで、ディミニッシュ単体だとかなりダークな印象です。
しかし、要所要所でポイントとして使う事で、曲の進行に深みを与えます。これが「パッシングディミニッシュ」の効果です。
パッシングディミニッシュの説明
音符だとちょっとわかりにくいって方は、とりあえず音を聴いて、「あーこんな感じかー」と思って頂ければと思います。
パッシングディミニッシュ・例①
CメジャーのキーでのⅠ△7(C△7)からⅡm7(Dm7)に行く場合の進行です。
ここに、パッシングディミニッシュを挟んでみます。
Ⅰ△7(C△7)→ Ⅰ#dim(C#dim) →Ⅱm7(Dm7)
パッシングディミニッシュ・例②
CメジャーのキーでのⅤ7(G7)からⅥm(Am7)に行く場合の進行です。
ここに、パッシングディミニッシュを挟んでみます。
Ⅴ7(G7)→ Ⅴ#7(G#7) →Ⅵm(Am7)
単体で聴くとかなり不協和音なコードですが、ポイントで使う事でうまくコードと絡み合い、サウンドを形成します。
パッシングディミニッシュとベースライン
Fly em to the moon(後半Cメロ2小節目)から引用します。
。
このD#ディミニッシュ(D#○)がパッシングディミニッシュです。
半音進行を強調ために、あまりラインは動かさず、
Dmの小説は D D A D
D#◯の小説は D# D# A D#
と、ルート主体で進んむベースラインを作りました。00:58秒あたりからです。
その他、パッシングディミニッシュが使われている曲
・It`s only paper moon
ポイント
以下のように4分音符ひとつだけの尺として使う場合、パッシングディミニッシュでなく、”経過音的要素”として捉えられることが多いです。
バラードのように遅い曲なら「コード」として捉えられる場合もありますが、ケースバイケースです。
セッションですぐに使える!スタンダード曲のウォーキングベースライン
電子書籍にて好評発売中です! |
ベースレッスン・スカイプレッスン
東京・高田馬場でのマンツーマン・レッスン。無料体験ベースレッスン随時受付中!
メルマガはこちら
「練習のヒント」というタイトルで、日々練習される皆様にコラムを配信します!
不定期配信で、無料です。メアドだけ入力しておいてくれれば、そのうちコラムがとんでいきます^^
【練習のヒント】〜ウォーキングベース教室不定期配信メルマガ〜 | |
メールアドレス |
|
Powered by メール配信システム オレンジメール |
ツイッターはこちら
1日、3-5回のペースで、ベースに関するツイート。たまにVOICYのシェア。
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
infomation
ベース ブログランキングへ
↑日本一のウォーキングベースサイト目指してランキング参加中です!
@jazzbassisttoruさんをフォロー