「1日10分練習する事が大切」と伝えています。
ただ、10分間何をしたらいいのかわからないという声もあるので、具体的な練習方法を書いてみました。
毎日の練習で決まっている事がある人は、この記事を読む必要はありません。ライブやレッスンの曲をやらなければいけない人は、それが出来るようになるまで集中しましょう。
このページの目次
10分練習の準備と心構え
一人になり、テレビやパソコンや必要ない音楽を消します。
家族が居る方は、これから10分間話し掛けてこないよう言います。
楽器、本、時間を計る為のストップウオッチを用意します。スマホでもタイマー機能がありますが、10分練習中にメールやラインが入ってくると気が散ります。会社の上司からの急な呼び出しや仕事のクレームなんか来てしまったら、気になってそれ以降練習出来ません。
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10分練習でやること
特に何をしていいかわからなくても、とりあえず、以下のことをやっておけば基礎力が高まります。
基礎力が高まると、いざやってみたい曲が出来たときに早く対応できるようになります。
弓を弾く(ウッドベース・ピッチのトレーニングに)
鍵盤で、i-phoneのボイスメモに「ド(C)―――――」と録音します。鍵盤が無い人はピアノアプリなどでご用意ください。ボイスメモを耳に当て、3弦の3フレット部分に弓を弾きます。
ボイスメモと相違ないピッチで弓を引けるように、練習します。最初は1音だけで構いません。慣れてきたら、ドーレー、ドーレーミーと弾きます。
フレットの無いウッドベースは、ピッチをはっきりさせることが大変です。日々このようなボウイング練習の積み重ねで、ドレミファソラシドが鳴るようになり、曲を奏でられるようになります。
クロマチック(エレキベース・指の体操・リズム)
1フレットを人差し指
2フレットを中指
3フレットを薬指
4フレットを小指
で押さえ、4弦から1弦まで半音づつ弾く基礎トレーニングです。
メトロノームを使う事でリズム感が鍛えられるほか、普段使わない小指も使う事で、「ベース用の指」が出来てきます。
今ある教則本をもう一度読み返す
ほったらかしてホコリをかぶっている教則本はありませんか。
「意味が分からない」とほったらかしにした本をもう一度読み返してみて、わからないところはググります。
教則本には、長年掛けてプロになったベーシストが、莫大な時間とお金を掛けた結晶とノウハウが詰まっています。
人気の教本、そうでない教本色々ありますが、とりあえずひとつの教本を思いっきり探求してみる事も大切です。
理論を勉強する
出張で家に帰る時間も無いとか、楽器触る時間が無いという人は、理論を勉強してみてもいいでしょう。
和音の説明が出てくることがありますので、スマフォにピアノアプリを入れ、イヤホンを用意しておけば理論は勉強出来ます。
私もよくバイトの休憩中にファミレスでやりました。以下、愛用したお勧めの教本です。問題形式になっていて、全部回答出来たら次のページへ進むようにしていました。
譜読み
コードを見て、パッと指板に左手を添えられることが理想です。
E♭と書いてあったら、3弦6フレット、2弦1フレット。B♭と書いてあったら、3弦1フレットや4弦6フレットに対し押指出来れば理想です。
譜面に対する瞬発力は、あらゆるジャンルにおいて役にたちます。
真剣にやる
たった10分の練習でも、ガチでやるとつかれます。
真剣に、「ベース絶対にうまくなるぞ」と念じながら、10分を真剣に過ごします。
10分以上やらない
10分以上やると、失敗することがあります。
よし、今日は10分できたから、明日は20分、明後日は30分やるぞ!と意気込んで、どんどんハードルを上げてしまいます。しかし、30分毎日って結構大変です。
1日さぼってしまうと、まあいいかと2日目もさぼってしまいます。その結果、いつの間にか練習出来なくなってしまいます。
私ごとですが2か月ほど前に腹筋をはじめました。1日20回を目標にして毎日続いたので、30回、40回と目標回数を増やした瞬間に挫折してしまいました。
最低3か月は、同じペースをキープすることが大切です。(と、改めて痛感しました)
真剣な10分を続けることで、時間管理の感覚も磨かれ、結果有意義な日常生活に繋がっていくと考えています。
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