ご質問をいただきました。
ということです。
前回、「覚えたフレーズをちょっとアレンジして他の楽曲で応用する方法」という記事を書きましたが、それに付随する内容です。
このページの目次
覚えたフレーズをアレンジしたい場合、どの音を変えれば良いですか?
教則本や耳コピで覚えたフレーズは、コード進行によって変えてしまってもいいことがあります。
ただ、どの音を変えていいのかは悩むところだと思います。
これも、ケースバイケースでフレーズによって異なるのですが、筆者がフレーズをいじる場合、
よく
その小節の最初の音
に着目します。
変えていい音、変えない音
第一音目に着目・コードトーンなら変えない
例えばこんなフレーズがあったとき、
最初の音はコードに対して
Gm7の短3度(B♭)
C7の1度・ルート(C)
F△7の3度(A)
の度数関係ですよね。つまり、コード構成音です。
コード構成音は、その小節のコードのカラーを強く出す音です。ここの赤マルつけた音を変えると、フレーズそのものが違ったものになりかねませんので、
赤マルつけた音は変えないようにします。
その他も変えない音を探してみます。
オルタードテンションノートは変えない
ちょっと聴き比べてみてください。
もとの形
変えた形
後者のほうが、単調になってしまっている印象がありませんか。
ドミナントセブンスのコードで♭9などの音を使うと、”ジャズっぽい響き”になりやすいです。
※コードのルートに対し♭9とか#9の音を”オルタードテンションノート”と呼びます。
そのため、オルタードテンションノートも、変えずに残しておきます。
さて、では今度は変えてよさそうなところを見てみましょう。
変えちゃってもいい音
あたまのコードトーンと、オルタードテンションノートを省くと、青い線のところが残りましたが、このエリアならいじりやすく、
とくに小節の最後の音は経過音的アプローチをしているため、いじりやすいです。
以下の例1、例2は、赤マルのところを変えた例です。
サウンドの雰囲気はそこまで崩してないです。
例1
例2
いかがでしょうか。
あくまでもフレーズをアレンジする場合は自分で全体を弾いてみて、
弾きやすさ、運指のしやすさ、サウンドのかっこよさ
など総合的に見て判断できればいいですが、アレンジする上での考え方として、ご参考頂ければ幸いです^^
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