東京の個室の無いシェアハウスで外国人と8年間生活したベーシストの話①

突然ですが、僕シェアハウスに8年間住んでたんです。

けっこうみんなから言われることがあるんですけど、

シェアハウスに8年間住んでた話を飲み会の席とかですると、

「それおもろい!本書けるんじゃない?」

みたいに言われるんですね。

なので、これから長期に渡ってシェアハウスでの体験談をまとめていきたいと思います。

26歳から34歳までシェアハウスで生活していました

私は26歳から34歳までシェアハウスで生活していました。

写真はイメージですが、生活スペースは、二段ベッドの下のみ。

 

ここだけです。ここに、荷物も私物も全部ぶっこんで生活していました。

26歳でジャズやりたい!アメリカに留学したい!って思って、

29歳でアメリカ行って

31歳で日本に帰ってきて

そこからまた3年間、

34歳までシェアハウスで合計8年間シェアハウスで生活した経験を、当サイト「元パン」でまとめたいと思います。

かなり長くなりそうなので、後で記事は統合しますけど、

あーこんなことしてる奴いるんだなーくらいに思って頂けたら幸いです。

あ、基本はいつものようなウォーキングベースのこと書いていきますんで、このテの記事は小出しに書いていきます。

26歳の時の決断

以下、本みたいにですます調やめて書いていきます。

 

26歳の時の僕は、

夢だったパンクバンドで世間をあっと言わせるという志に心が折れ

金が無くて赤字なのに全国いろいろなところでライブをやって、生活のために消費者金融で借りまくってた

債務を返済返済、ひたすら返済するだけの日々を送っていた。

1年くらいかけて、いろいろブラックなバイトもして、なんとか全額返済。

むしろ、少し貯金もできた。

そんな当時はもう先を見てた。

バンド時代にバンドのホームページやフライヤーのデザインを全て独学でやってた僕はそこにおもしろみを感じてて、

プレイヤーからはとっとと退き、デザイン関連の仕事へ移行することを志していた。フォトショ、イラレに関しては、非公式ではあるが、資格も取った。

資格とれたので、ちょっと嬉しくなって、

リアルな就活する前に、海外旅行することにした。

海外なんか全然興味なかったけど、昔いっしょにやってたバンドのドラマーがニューヨークに行ったこと思い出した。

「俺、ニューヨーク行ってすげー変わったよ」

って言ってた。

何が変わるのかわからんかったけど、なんかおもしろそうだな。

行ってみっか。ニューヨーク。

26歳星野。全く英語を使えない男の1ヶ月のニューヨーク旅行が始まった。

星野26歳。1か月のニューヨークの旅が始まった

そもそも、俺、バンドマンのくせに洋楽にすら全く興味がなかった。

好きなバンドはルナシーとラフィンノーズとハイスタンダードのみ

英語なんてわかる訳がない。

初めて行ったニューヨークでのマックでの会話

 

星野2
あー、ワンチーズバーガーアンドワンコーヒープリーズ
シュアンミ?
外人店員
星野2
あ?

シュアンミ?
外人店員

星野2
はえ?

チッ(舌打ち)
外人店員

星野2
チッ、っておいこら。。。

そんな1カ月のニューヨーク生活の始まり。

※正解は「シュガーアンドミルクは?」言えなかった。

とくに、目的もなくきた。

ただ、ちょっとだけ興味があるものがあった。それがジャズだった。

当時、パンク以外に強烈に惹かれたシンガーとバンドがいた。シンガーの名はキャロルキング。バンドの名はエゴラッピン。

このふたつを追ったら、ジャズってキーワードにたどり着いた。

パーカーもマイルスもコルトレーンも知らないちんちくりんだったけど、ニューヨークでジャズを見てみたかった。

そしてニューヨークでジャズ三昧

そして、ニューヨークで初めてジャズを見に行った。

場所は、「地球の歩き方」に書いてあった場所。

当時は2009年。まだワイファイとか、ネットが使える環境がそんなに整ってなかったけど、

とりあえず、地球の歩き方を持って、いろいろジャズクラブを回った。

まだなにもよくわからないけど、黒人がジャズやってるのはすごかったし、

黒人がジャズやってるのを見てる俺すげー感がハンパなかった。

そんな時、あるジャズクラブで出会ったのが、同い年のピアニスト。

ジャズセッションするためにニューヨークにきて、いろいろなクラブを回っている同い年の女性と知り合った。

その子は、黒人のセッションにバンバン飛び入りして、弾きまくってた。

凄かった。俺は同い年のその子を師匠と呼び、毎日彼女が飛び入りするジャズクラブについてった。

毎日毎日ジャズを見てた。飽きなかった。

パンクロックよりすげーものなんてないと思ってた俺は、

パンクロックをやめて、少しだけ思ってた。

これからの人生、もう勝負事はさけ、感動はさけ、わりとぶなんにいくのかなー

って。

けど、パンクロックと同じくらい凄い事がある!

。。。きがする

ピストルズがゴッドセーブザクイーンといって

エクスプロイテットがパンクスノットデッドっていって

ラフィンノーズがゲットザグローリーっていって

ハイスタがステイゴールドっていって

めちゃくちゃかっこよくて、

けどそれよりも、キャノンボールアダレイのサムシンエルスというアルバムに収録されている「枯葉」を秋のセントラルパークで聴いてる時の、

サムジョーンズの2ビートの方が、かっこいいんじゃないか?

っと思った瞬間だった

ジャズ、やるか。

続く。

 

ってか、それから10年経って、ニューヨークのブルーノートにもご出演経験のある方と演奏することになりました。

時の巡り合わせはわからんねえ笑

10月19日金曜日のすんごいライブの告知

 

10/19(金)町田INTO THE BLUE
※ニューヨークで長年ご活躍されているピアニスト、平木かよさんの日本ツアー。
町田公演のサポートをさせていただきます。


Start/19:00  CHARGE/¥3500

W/平木かよ(pf)梅津光司(ds) 星野徹(bs)

ピアニスト、平木かよさんの詳細

ご本人のオフィシャルサイトより引用させて頂きました。

スタインウェイピアノ公認アーティスト、グラミー賞ボーティングメンバー。1988年からニューヨーク音楽シーンのとりこに。グリニッジ・ヴィレッジの老舗Arturo’sのハウス・ピアニストをつとめ24年目。NYブルー・ノートなどに自己のバンドで出演多数。またオリジナル曲が多数収録された6枚目のCD、「マンハッタン・サンセット」をリリース、KAYO’s Swing Worldをますます邁進中! 年二回のアジアコンサートツアーを、どうぞお楽しみに!

まだ席はあるそうです。こちらからご予約可能です。メール確認出来次第こちらからお返事させていただきます。

※星野のラインやメルアドなど直接の連絡先をご存知の方は、直接ご連絡でも大丈夫です。

ぜひ、足を運んで頂ければ幸いです!!

皆様のご来場お待ちしております^_^

 

 

2018年10月3日有料教材第2段をリリース!

第二弾です!!好評だった前回のブルースのベースラインに引き続き、
2018年10月28日、新宿ウォーキングベース教室第二弾の有料教材がリリースされました。
フライミートゥーザムーンなどで使えるベースラインについて、「note」というアプリで販売してます。
価格は¥300とお求めやすくしました
理論の学習やセッション参加用として、ベースライン作成用としてお役立て頂ければ幸いです。

 

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【編集後記】

生野菜サラダにポテチを砕いてかけるのってめっちゃうまくないですか?

今日の夕飯でした。

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