本記事は、オンラインベーススクール、Line on Bass代表の星野徹(@jazzbassisttoru)が、「酒とバラの日々」のコード進行で使えるベースソロを演奏し、解説した記事となります。(タブ譜、演奏動画あり)
で、譜面全部解説するとかなり長くなっちゃうので、今回は
ざっくりと全体をどのような心掛けで弾いたかと、
組み立てづらい1小節目→2小節目、F△7→E♭7のところの解説をしていきます。
このページの目次
「酒とバラの日々」などで使えるベースアドリブ
弾いてみました。
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全体的に「スペース」を意識
ツイッターにも書きましたが、「間」を意識しました。
フレーズよりスペース。しっかりとスペースが空いていれば、単調なフレーズでもはえるよという考えです。
とくに、アドリブのはじめ、音で埋めないようにすることはすごく意識しました。
F△7▶E♭7のところ解説
1コーラス目・1週目 0:23〜
最初はほっとんど弾いてません。ここが、先に挙げた「スペース」のイメージ。
ただ、E♭のコードトーンは意識してます。
全体的に、F△のダイアトニックコードのカラーが強いので、ノンダイアトニックコードのカラーは意識して際立たせてあげるイメージです。
ダイアトニックコードについての説明はこちら
1コーラス目・2週目 0:31〜
F△7の3度、Aの音をモチーフとしたアプローチ。
Aに対し、半音下のG#を用いることで”ほんのり甘い感じ”がでるかなということを意識しました。
2コーラス目・1週目 1:01〜
ポール・チェンバースが、「ストレート・ノー・チェイサー」でやっているソロのでだしを意識しました。
ただ、まんまコピーでなく、2小節目はE♭のコードカラーを意識しています。
参考音源はこちらの8:03あたり〜
2コーラス目・2週目 1:50〜
E♭7をほぼコードトーンでアプローチした感じです。
E♭だけでなく、第6音目のD♭のサウンドも、このコードのキャラを強く出している感じがします。
スタンダード、ベースソロ解説
Fブルース
枯葉
フライミートゥザムーン
オール・オブ・ミー
などのアドリブソロの解説をまとめた記事になります。こちらも重ねてご参照ください。
更に、それでもそれでも、アドリブの組み立て方がわからなかったら…
お読みいただきありがとうございます!ここまでお読みいただいたあなたは、とてもJAZZに興味を持たれている方だと思います。
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4日目・複雑な「オルタード」をメジャーペンタの形で解釈?
5日目・「Days of wine and roses」のソロ2コーラスとソロ中に考えていること
6日目・ベースアドリブ解説まとめ
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