理論書は大抵ちんぷんかんぷんです。
色々読みましたが、一番わかり易いと思ったシリーズをご紹介します。ウォーキングベース作成にも役立ちました。
このページの目次
ウォーキングベースと理論
たとえば以下のコード進行、Gm7というコードの中で使われているウォーキングベースラインの音は、
ソ⇒シ♭⇒ド⇒シ
です。
どうして「ソ⇒シ♭⇒ド⇒シ」 という音が使えるのか。
そこに理論が関連しています。
ソ(G)=ルート音
シ♭(B♭)=短3度・コード構成音
ド(C)=4度
シ(B)=経過音
という役割です。
おすすめ書籍・「絶対わかる!コード理論」北川祐著
絶対わかる!コード理論(1) 基本はドレミファソラシド [新装版] 新品価格 |
理論書は、わけのわからない言葉が多いです。
「なんとかドミナント」とか「なんとかハーモニックマイナー」とか専門用語はすんなり頭に入ってくるものではありません。
この理論書も専門用語は多かったですが、出来るだけわかり易い言葉を用いて説明をしてくれている感じが好印象です。
音程、度数、長調、短調、五度圏、記号など、初心者がつまづき易いポイントを、比喩法を多用しながら説明してくれています。
本書で用いられている
トニック→大旦那
ドミナント→オカミさん
サブドミナント→番頭さん
などの比喩のやり方は、好きです。
音楽理論書の勉強方法
1日で本を全部読み切ったとしても、完全に習得できるものではないです。
自分のペースで進める事をお勧めします。
毎日10分、練習前に理論
私も理論が苦手だったのですが大切だということは感じていたので、毎日10分、練習前にこの本を読むという習慣をつけました。
わからなかったところはググって、それでもわからなかったら先生に聞いていました。
3冊読破に3~4年掛ったと思いますが自分のペースで進めて良かったと思っています。
問題を解く
本書籍は、セクションごとの最終項に問題が出題されています。五線譜が書いてあり、音符やコードを書き込んでいく形式のものです。
問題のページはコピーし、全問1発で解けるようになるまで何度も挑戦しました。
レッスンを受ける
レッスンを受けると、理論書と脳の間で曖昧になっている疑問符を、先生が結び付けてくれます。
一人で考えていても、ネットで検索してもわからないことは、レッスンで聞くのが効率的です。
音楽理論を知ることで表現の幅が増える?
理論に縛られてたらアタマでっかちになっちゃうよ
そんなのロックじゃねーよ
音楽は最終的にはハートだよ
そんな考えも嫌いではありません。
しかし、理論や音楽の名称を知ることで、かなり効率的に音楽が出来るようになりました。
理論用語を用いたスタジオでのやり取り①
「出だしのチャラ~ンの後の…」
「これ?」
「そう、それ!その後の出だしなんだけど、ちょっと緊張感あう感じで弾いて欲しいんだ」
「こんな感じ?」
「違う」
「こう?」
「う~ん。。。」
↓
「そこのイントロの後のAメロ、ドミナントのペダルで弾いてくれる?」
理論用語を用いたスタジオでのやり取り②
「ちょっと、奇妙な感じが欲しい」
「奇妙な感じ?」
「なんていうか、おばけっぽいっ感じっていうか。。。」
「こんな感じ?」
「違う」
「こう?」
「う~ん。。。」
↓
「ちょっとナインスとか#イレブンとかテンション系で浮遊感出してみくれる?」
みたいな感じで会話ができたらスムーズですね。
「絶対わかる!コード理論」よかったら読んでみて下さい。
絶対わかる!コード理論(1) 基本はドレミファソラシド [新装版] 新品価格 |
理論をわかってくると耳コピにも役立ちます。以下の記事もご参照下さい。
メルマガはじめました
「練習のヒント」というタイトルで、日々練習される皆様にコラムを配信します!
不定期配信で、無料です。メアドだけ入力しておいてくれれば、そのうちコラムがとんでいきます^^
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
マイナスワンにもなるウォーキングベース練習お勧めアプリ!
1,300曲のジャズスタンダードの伴奏上で練習できます。キー、テンポチェンジも自由自在です!
infomation
ベース ブログランキングへ
↑日本一のウォーキングベースサイト目指してランキング参加中です!
@jazzbassisttoruさんをフォロー