練習の心構えと時間の組み立て方

ベースは「弾けない、弾けない」と言ってはいけない。

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ウォーキングベースをはじめ、スラップ、弓弾き、ピチカートなど、ひとつの技術を習得することは、とても難しいことです。技術が追い付かないことは仕方ないことですが、「弾けない」という発言をして得することはひとつもありません。

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「弾けない」という発言をして得することはひとつもない

 
・独り言で「弾けない」という
⇒誰も聞いていない。言ってて空しい。

・メンバーに「弾けない」という
⇒「じゃあ練習しろよ」といわれる。
⇒妥協し、曲を変えられる。

プロなら、仕事がなくなります。

・お客さんに「弾けない」という
⇒「じゃあ金取るなよ」となる

・恋人、家族、友人に「弾けない」という
⇒やめちゃえばいいんじゃない
⇒そんなこと言われてもわからないよ

結果、困らせています。

このように、「弾けない」という発言をして得することはひとつもありません。

 

潜在意識の自己暗示効力

 
「できない、わからない」などは、悪い呪文のようなものです。実力があるのに、本当はやれば出来るのに、「ない、ない」と言い続けると、できるものもできなくなってしまうことがあります。

人の心の奥底の潜在意識は、表層意識に忠実なところがあります。好きでもないのに「好き、好き」と言い続けると本当に好きになります。しかし、嫌いでもないのに「嫌い、嫌い」というと、本当に嫌いになります。

本当は憧れているベースプレイヤーが居るのに、それで高いお金を出して、ベースを買ったのに、

できないできないと、「ない、ない」を連呼すると、そのベースプレイヤーの事も嫌いになります。高いお金を出して買ったベースは、倉庫に眠ることになります。

また、テク的なものでなく、忙しくて時間を確保「できない」のも一緒です。「時間を確保できない」「弾く時間がない」といっていると、本当に時間が作れなくなります。

basslesson.toruhoshino.com

 

筆者もウォーキングベースが「できない」でした。

 
ウォーキングベースは難しいです。小説ごとに切り替わる音符、コードをパッパッと見分け、脳で理解し、指先に伝え、即興演奏していかなくてはなりません。

ジャズの場合、アドリブ、ベースソロがあります。ビギナーの頃のベースソロほど嫌なものはありません。一気に周囲の音が無くなり、鳴っているのはクローズ・ハイハットだけ。

その約20秒、30秒は、恥を晒している時間にしか感じませんでしたし、ベースソロなんて無ければいいのにといつも思っていました。

下手すぎて、よく怒られました。一生懸命練習して、お金を払ってジャムセッションに参加しているのに、見知らぬ怖そうな人に怒られるのです。1週間くらい平気で凹みます。

ただ、「できない」とは言いませんでした。プラス思考タイプでも熱血タイプでもありませんが、

「できない」と口にしないだけで変わります。

できなければ、何もいわないようにしましょう。モチベーションが一時的に下がって、練習する気もなくなる時がありますが、それでも、「できない」だけは言わない。

そして、周囲がどういおうと、自分が出来たと思ったら「できたー!」というのです。

「できた」という言葉は、独り言でも自分を元気づけてくれる言葉です。

 

「出来ない理由」を吐き出す場所

 
ただ、出来ないことがストレスや重荷になってしまっているのだったら、吐き出してしまうのもいいでしょう。但し、場所を選んで。 

レッスンで吐き出す

 
できなかったら先生にいいましょう。それが仕事です。

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できないところを一番真剣に聞いてくれて改善点を提案してくれるのは、メンバーでも友人でも彼女でもなく講師です。

・ウォーキングベースラインがかっこよく決まらない気がする
・ソロがダサいんですけど
・リズムが良くなる練習法を教えて下さい。僕のリズムは最悪なので…。

とにかく、なんでも相談してみるといいでしょう。

自分のプレイを録音し、聴いてもらうのも手です。
 

ブログで吐き出す

楽器の練習ブログなど作ってみて、そこで吐き出してみるといいかもしれません。

文字にしてみて気づくことって結構あります。また、ブログはSNSと違ってその人物や楽器に興味のある人しか読みません。ただの反省をくどくど書いたところで、誰にも迷惑は掛からないです。同じくらいの経歴、レベルの方に共感され、同士ができるかもしれません。

 

メンバーに吐き出す場合

 
メンバーに吐き出す場合は、言い方やいう対象を考えたいです。

ひょうひょうとプレイしているメンバーほど、「俺まだまだだなあ」「私なんかぜんぜんダメ」と普段思いながら、自分を追い込んで毎日一生懸命練習しています。そんながんばってる人に、一方的に、「俺どう?俺どう?俺どう?俺どう?」と聞くのも失礼です。

「な~んか最近、ノリの良いプレイが出来ないんだけど、俺のベース、ちょっと後ろになってない?」

って具合に、具体的なことも交えてみるといいかも知れません。

アドバイスって実は凄く価値のあるものなのです。それでも、アドバイスどうしても欲しかったら、謙虚な姿勢を忘れないことが大切です。

べーす
sukaipu

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【編集後記】

今日は勤務先のスクールの発表会。

昨日遅くまで設営やってたから眠いです。

私は伴奏役。ロックギターとジャズピアノ弾きます。

でもって、明日は初共演初出演の場所。

4/11(月)銀座月のはなれ
Start/20:00 CHARGE/¥未定
W/佐分理恵(P)

ずーっとやりたかったピアノデュオの編成でライブがやっとできます。

ピアノの佐分さんの、リリカルながらも、「そうきますかっ!」っていうプレイスタイルが、前回セッションさせていただいて、とてもおもしろかったので楽しみです。

宜しければ銀座にお立ち寄りください~^^

⇒筆者の演奏スケジュール・4月1日更新です!



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