目標や、目的があれば楽です。
納期や報酬、それを達成したらどうなるかが明確になっていればなるほど、やることがわかっているので時間管理にも気をつけ、毎日充実します。
しかし、そう簡単に目標が見つかるものではありません。私自信も、人生の目標はなんなのか、10年後の自分はどうなっているのかなんて、わからないです。わからないけど、「こうなりたくないな」というのはあります。
筆者のこうなりたくないな
オファーが全くなくなったり、厳しい音楽の世界に挫折して引退し、やりたくない仕事をしながら「昔はよかったなあ」と思っていることです。自分らしくはないと思います。
「自分らしく」は人によって異なりますが、自信で納得いくように生きていくことと考えます。
私の納得いく人生、「自分らしく」は、小さな目標達成の積み重ねから、次に見えるものへの挑戦です。
プロになる!メジャーデビューするとはいえなかった
音楽でプロになるとか、先生になるとか、メジャーデビューするとか昔は言えませんでした。
「口に出すことで思考は現実化される」自己啓発本によく書いてありますが、そもそも音楽を仕事にすることなんか、自分なんて別次元だと思っていました。
しかし、楽器やバンドを続けていれば、上手になりたいし、お客さんも呼ばなくちゃいけないし、いろいろやることが増えてきます。
プロになるのは無理だろうけど、少しづつ目標を作っていけば、次にやることが見えてくるだろうという考えでした。
そして、とりあえず目標を立て、とりあえずそれに向かってやる、やらなければならない状況を作るということに徹底しました。
・とりあえず音楽教室に通う→発表会に誘われる→発表会で意中の女性にいいとこ見せるために練習する
・とりあえずバンドを組んでみる→練習後の居酒屋の打ち上げで、「ライブやってみようぜー」という話になり、ライブをやるために練習する
・ライブをやると、今度は、自分よりキャリアが長かったり、上手な人から声がかかるようになる→上手な人に怒られないように練習する
・無職なので、音楽教室の講師募集に応募してみる→技術審査で落とされないよう、練習する
・とりあえず海外行きの飛行機のチケットをとってみる→現地観光だけでは飽きそうなので、「ライブやりたいんだけど」って現地の人に言ってみる→無名の日本人が何言ってんだっていわれないように、練習する
環境は変わりましたが、今も昔もずっとこんな感じです。
とりあえず、やってみる
目標がなくても、人は起きている限りずっと思考しています。いろいろ考えています。「こうしたらいいんじゃないかな、おもしろいんじゃないかな」って思考を、できるだけ排除しないようにしています。
33歳になって、自分の生活ペースが出来過ぎていて、このまま何も考えずに日々の業務をこなしていたら、私の苦手な「頭の固いジャズの人」になってしまいそうだと思うのです。
幾つになってもおもしろさを追求し、挫折し、くじけて、喜んで、泣いて、感動しているひとが、かっこいいと思っています。
そんな人になれるように、「とりあえずの小さな目標」をいつも考えています。
韓国、台湾の音楽の旅はとても充実しました。
帰りの飛行機の中で、またぼんやりと、来年の目標が浮かんできました。
年始には明確にし、春先には行動できるよう、プランしていきたいです。
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【編集後記】
今日の現場は三軒茶屋。
入り時間ギリギリに行くと、田園都市線の混み具合はハンパないので、2時間位前に家を出ます。
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