ベースソロ,アドリブ解説シリーズ 。
ブログと動画で発信していきます。
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レッスン第4回目も前回に引き続き「フライミートゥザムーン」などで使用される、Aメロの8小節、以下の進行でのベースアドリブについての説明です。
本記事の内容
本記事は、これまで都内で500本以上のジャムセッションの伴奏を経験し(推定)都内で現役のジャズベース奏者、指導者として活動する星野徹が
・新しいアドリブソロのアイディアを取り入れたい方
・これからジャズベースやろうと思われているベーシストの方
に向けた記事になります。
前々回は、アドリブソロを3度で繋いでいく考え方
前回は、3度で繋ぐ音にトライアドを使うといいよ、とトライアドの概要をお伝えしました。
今回はトライアドを用いた具体的な練習のやり方をお伝えします。
前回までの記事・動画はこちらです。
このページの目次
今回の練習目的
それぞれのコードの変化ごとに、意識してトライアドの音を用いるようにすることで、コードのカラーを生かし、
“歌っている”感じが強いアドリブを演奏することが出来るようにする
ことを目的とします。
最終的にはこんな感じでできるようにします
譜例は出てくる音が全てそのコードのトライアドではないですが、
いずれはこんなふうにトライアドとスケールを織り交ぜながら演奏できるようにしていきます。(これは次回以降説明します)
ただ、こんなふうにコードの変わり目を意識するには、
一時的に機械的にトライアドを頭の中で連想させる訓練が必要です。
トライアド練習の手順
さてここから練習の手順。こんな感じになります。
譜面見てすぐトライアドって思い浮かびます?
初心者の方だったら難しいと思います。
ましてや、こんな3度始まり 5度始まりとかだったらもっとわからないと思います。
まずは1351で弾いてみよう
まず譜面を見ながら各コード「1351」と音を思い浮かべ、四分音符で弾いていきましょう。
こんなイメージです。
なかなか初心者の方はパッとトライアド浮かんでこないと思いますから、はじめはメトロノーム使わなくてもいいです。
頭の中でトライアドのトーンを思い浮かべながら弾くってけっこう難しいです。
なのでここ、けっこう時間掛かります。
四分音符1音1発、メトロノームテンポ60で弾けるようになったら次へ進みましょう。
「3151」で弾いてみよう
次に各コード「3151」と音を思い浮かべ、四分音符で弾いていきましょう。
「1351」よりも難しいです。インテンポで出来るようにするには時間がかかりますが、
これも四分音符1音1発、メトロノームテンポ60で弾けるようになったら次へ進みましょう
「5313」で弾いてみよう
今度は5度始まりも取り入れます。
これもけっこう難しいです。インテンポで出来るようにするには時間がかかりますが、
四分音符1音1発、メトロノームテンポ60で弾けるようになることを目的としましょう。
練習のこころがけ
この練習は疲れるしなかなか進まない練習だとは思います。
そんな時は、ちょっとプチブレイクして、ある意味適当に弾いてみてください。
そうすると、今まで適当に手グセスケールを上下していた演奏が、少しずつコードトーンを意識して演奏できるようになってきます。
1日とか2日とかではすぐにはそういう脳にならないですが、
今回の練習を一定期間行うことで、よりコード感のあるアドリブ演奏ができるようになってきます。
かなり集中力使う練習なので、あんまり疲れている時は避けて、ぜひリラックスして集中しているときにやってみてください。
次回は、このトライアドとスケールを織り交ぜた練習法を提案していきます。
ご覧いただきありがとうございました。
関連動画
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文字では伝わりにくい!っていう方は、是非動画もご覧になってみてください。
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