なんでパンクロックからジャズをはじめたの?
もう1000回くらい聞かれています。
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なんでパンクロックからジャズをはじめたか
私のよく聴いてたパンクロックバンドです。
よく聴いてたってか、今でも全然聴いてるか。今朝マラソンしながら聴いてました。
プロフィールの欄にも書きましたが、やっぱりウォーキングベースをはじめたのは、エゴラッピンの存在が大きかったです。
あと、もともと高校生の時にギターをやってたということもあり、ただ単純なルート音をずっと弾いているのは飽きてきたからです。
動こうと思えば動けたのですが、せいぜいこんな感じです。
ここまでやると、ウザいです。スカコアとかはこんなふうに動いていることも多かったけど、俺のやりたいことは裏打ちじゃないしな。って思ってて、
けど、ジャズではこんなふうに1音符1音符動いていても成り立つ。
それが、かっこいい!
そう思うようになってきました。
夏でも革ジャンとドクターマーチンのブーツを身にまとい、”パンクが俺の人生の生き様!”
そんなふうに自分に酔いまくってましたが、そんなロマンよりもウォーキングベースの方がかっこいいって思うようになりました。
↑当時
やっていくうちにジャズの”熱さ”に触れる
ジャズって、スタバやオシャレな居酒屋で淡々と流れているだけの音楽で、あんまり疲れないだろうなあ。体力勝負のパンクロックとは無縁のものと思っていましたが、ぜんぜん違いました。凄く疲れます。
そして、両方に共通する部分がありました。”熱さ”です。
先日、ジョン・コルトレーンのドキュメントDVDを見ましたが、演奏に熱くなりすぎて、身体から湯気が出ていた演奏を見た時に、
X-JAPANがまだインディーの頃、「頭立てるときヘアスプレー2本使うから、速い曲やったあとにバラードやると頭からスプレーのフロンガスと湯気がバーっと出んだよねー」
なんていってたイツワを想い出しました。
パンクロックは、オーディエンスにモッシュピットやダイブをさせ、いかに全体で一体感を作れるかを目指していましたが
ジャズの場合、音使いやアタックが全てその時、その瞬間だけのもの。
ピアニストが弾いた音におお!ってなる
サックス奏者のロングトーンに、思わず声が出る
ドラマーの4バースと、バトルのような掛け合いをする
心が震える時があります。そんな演奏を 出来た時に、パンクロック時代を思い出すことがあります。
↑今年1月のライブ。これ結構熱くなりました。
音楽はジャズとかロックとか、音楽はカテゴリ化しないとCD屋さんに行った時どのコーナーにいかなきゃいけないかわからないから、やっぱりある程度のカテゴリ化は必要ですけど
それでも、幾つになっても「かっこいい!」と思えたサウンドに正直に反応して、心が震えた瞬間を、大切にしていきたいです。
さーて、練習行くか。自分、まだまだです。
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