4ビートのベースラインで、同じ音がふたつ続くベースラインって変ですか?といわれました。
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同じ音がふたつ続くベースラインって変?
こういうことです。
第一音目と第二音目が、同じルート音となっています。こういうウォーキングベースラインは変ですか?
変ではないです。よくやります。
むしろ、4分音符で1小節全部ルートとか普通にやります。
必ずしも、4分音符4つ違う音にしなきゃいけないってことはありません。
ただ、同じ音符が続いたほうが、”単調な感じ”が強まると思います。
譜例
4分音符の4ビートで、①全部同じ音、②アタマの2音が同じ音、③全部違う音で例を出してみました。
①全部同じ音
②あたまの2音が同じ音
③全部違う音
全部同じ音を使っている①は、単調な感じがします。8ビートとか合いそうですね。
③の全部違う音を使っているほうがジャズっぽい感じはします。
ただ、単調だから悪いとか、4つ違う音を使っているから必ずかっこいいとか、そういうことはありません。
ここで個人的に大切にしていることは、「そのアンサンブルに合っているかどうか」
です。
そのアンサンブルに合っているかどうか
単調な感じのベースラインの組み立てでも、はたまた4つ違う音を使って組み立てられたラインでも
そのアンサンブルに溶け合ってるかが重要で、それを自分の耳で聴いて判断することが大切です。
と、簡単に言われもわかんねーよってなると思います笑
例えば、「枯葉」をルート、3度、5度と経過音だけで弾いたものです。
また、Fのブルースなどで使えるベースラインです。5、6小節目で同じ音を2音使ってます。
自分では、別に変ではないと思ってます。というのも、ドラムがスイングのリズムであったり、ピアノのボイシングがジャズのボイシングであったりで、
これらの要素も、単調なラインを単調に聴こえさせない要因ではないです。
冒頭で、
「むしろ、4分音符で1小節全部ルートとか普通にやります」
と書いたのもこの為です。
録音してみるのもあり!
それでも同じ音がふたつ続くベースラインって変かなって思ったら、録音してその部分を注意深く聴いてみるといいでしょう。
自分の主観で、「アリじゃね?」「ナシじゃね?」と判断することも、音楽的表現力を磨くうえで大切です。
変かそうじゃないかは、楽曲やテンポによっても左右されますので、こうすればオッケー、こうすればだめというものはありませんが、
もし録音して聴いてみて、それでも迷ったら、メンバーや指導者に聞いてみることを勧めます。
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【編集後記】
先日のブログで、「メルマガやろうかなと考えてます」と書いたら以外に結構反応かありました。
なので、本格的に検討してます。準備がありますので少しお待ちください。
リクエストとして、
よく行ってたセッションの場所や感想
参考にしてるブログや動画
実際のレッスンの様子
ミュージシャンとしてのリアル生活記録
ダラダラひとりごとしゃべってるだけの動画
なんかを希望されました。
まだご覧になられてない方、よろしければアンケートご協力下さい^_^
全くリアクションがなかったらへこむとこだったので笑、ご協力くださった方に感謝します、。
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