新潟ジャズストリートで演奏してきました。ライブレポートです。
2015年7月19日(日)新潟ジャズストリート
2015年7月19日(日)新潟ジャズストリート
会場:ジャズ喫茶スワン
バンド:田中利佳トリオ
Pf:田中利佳
B:星野徹
Drs:大石憲明
7月19日新潟ジャズストリートセットリスト
1.YONEZAKA WHITE
リーダー田中利佳ちゃんのオリジナルソング。山形県米沢市のローカル列車から見える雪景色、情景をダイナミックに表現した曲。
映画のサウンドトラックのような、壮大な世界観の曲でした。
2.Fantasy in D
シダーウォルトンの楽曲。速い展開でキメがとにかく多く、原曲は絶対に頭にいれておきたい曲です。2,3年前にこの曲をジャムセッションで演奏し、壮大にロストをした苦い思い出があります。(今回は大丈夫でした)
3.Mood indigo
「のんき」という言葉がピタリの曲。前半16小節をベーステーマで弾きました。コードが多い割に展開が少なく、曲の表情を出すのに苦労しました
4. I Let A Song Go Out Of My Heart
エラ・フェッツジェラルドのカヴァーが印象的なスローなナンバー。ツーファイブ進行も多く、今回演奏した曲目の中では、「スタンダードっぽい」印象の強い曲です。
5.Alfie`s theme
ソニーロリンズ作曲の、「アルフィー」という映画のテーマ曲。女性をたぶらかし、モテる自慢をしている男のシーンがあるそうです。「そんな男が許せない」と、利佳さん怒りをぶちまけるように弾いていました。
6.Sophisticated lady
デューク・エリントンの代表的なナンバーです。バラードですが、「泣かせる」的な要素がそこまで強いわけではなく、どこかにひょうきんさや、当時の時代背景を感じさせるものがあります。
7.LISA
最後は4ビートとラテンの混同ナンバー。ビバップ全開で、この日一番の盛り上がりを魅せ、無事終焉を迎える事ができました。
新潟ジャズストリートを振り返って
今回のジャズストリートを主催する老舗ジャズ喫茶、「スワン」さんで演奏させていただきました。
新潟ジャズは、デューク・エリントンの功績を称えたイベント。今回もデュークエリントンの曲をたっぷり演奏しました。
ピアノの田中利佳さん曰く、デューク・エリントンの楽曲は、当時まだツー・ファイブ・ワンなど典型的な進行が確立されていない時代だった為実験的な曲が多く、独特なコード進行のものばかりです。
40~50年代の、スタンダード・ジャズの感覚で演奏すると、運指もおもいどおりに行かず、なかなかうまくいきません。”ホンワカ”した曲にも関わらず、面倒な進行をしているパターンが多く、特にソロでは「らしさ」を出すことに苦労しました。
毎回沢山のお客様が見に来てくれ、そして地元の方の沢山の恩恵に授かり、毎回本当に楽しませて頂いてます。例年通りであれば、2016年の1月下旬に開催されます。ご縁があれば、また是非出演させていただきたいものです。
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【編集後記】
西早稲田の飲み友達で、3月に新潟に引っ越した友人が顔を出しに来てくれました。音楽には結構詳しい友人
「まーなかなか腕上げたけど、ムードインディゴ、走ってたね」
とのこと。
が、がんばります…。と答え、その後焼肉とビールと懐かしいで、新潟の夜を明かしました。
【1day 1new】
比角の盛来軒(柏崎)
やきにく善山(新潟市)
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