演奏で、自分が1コーラス終わったつもりでも、他のメンバーが終わっていないことがあります。
サウンド的に、「なんか音の響きが気持ち悪いなあ」と思うことがあります。
いまどこを弾いているのかわからなくなってしまうことがあります。
そんなとき、「ロスト」している可能性があります。
このページの目次
①いちかっこ、にかっこを見れるように!
譜面をぱっと見て、その流れを掴むには、鍛錬が必要です。
複雑な曲ほどたくさん記号があるのでわからないものです。
慣れが必要といってしまえばそれまでなのですが、まずは、いちかっことにかっこを見つけましょう。
↑これです。
まずいちかっこ、にかっこを見つける癖をつけることが大事です。
具体的ないちかっこ、にかっこの読み方
1・曲を用意します
2・いちかっことにかっこを発見します。
3・まずはいちかっこ
4・いちかっこ、リピートマークまで進んだら、戻ります。
⇒リピートマークについて
5・次も頭から進み、いちかっこはすっ飛ばしてにかっこに進んでいきます。
にかっこ目に進むとき、いちかっこをすっ飛ばす
ことを忘れないようにしましょう。
譜面の読み方については動画でも解説したのでご覧ください。
②テーマを歌えるように
「テーマをうたえますか?」とよく聞いています。ベーシストでもです。
「テーマ」って?
「テーマ」とは、曲の主音となるメロディのことです。
楽譜の、音符の部分です。
「autumu leaves(枯葉)」という曲は、以下が「テーマ」です。
「テーマを歌う」って?
伴奏に合わせて口で歌うのです。
実際の演奏でベースが歌うことは無いですが、鼻歌でいいので歌えるようにしてみましょう。
弾きたい音源の原曲を聴きいて
そして、そのメロディ口ずさめるようになるまで聴いて覚えます。
どうして「テーマを歌う」必要があるの?
ジャズ系の曲は、いろいろやっているようにみえますが、
テーマ(オープニング)→アドリブ→テーマ(エンディング)
という流れがほとんどです。
結局は以下の流れを繰り返しているだけです。
アドリブ中はテーマのメロディは弾かないですし、ベーシストはずっとウォーキング・ベースラインを刻んでいるのですが、
結局はテーマメロディの長さが軸となっています。
頭の中でテーマが流れていれば、「ロスト」という「今どこを弾いているかわからなくなってしまった」という事故は防げます。
そのため、テーマを弾くことのないベーシストやドラマーも、テーマを口ずさめている=頭の中に入っているといいのです。
私もはじめたばかりのころはいつもロストし、セッションでもスタジオでもバンドサウンドを崩壊させてきました。
ただ失敗し、痛い目みてロストをした重大さが身に染み、その悔しさが次の練習のモチベーションにも繋がっていたと思います。
日々の練習のご参考になれば幸いです。
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【編集後記】
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